幼馴染は難しい

第十話 ページ11

貴方side



貴「ねーねーゆーじろー！学校だよ！」



勇「うん、わかったからもうちょっと静かn……」



貴「中学校より全然広いね！大っきい！」



勇「はぁ。」



はい。皆様冒頭からお察しの通り、私、すっごいテンション上がっております！



だってね！？



すっごい広いんだよ？すっごい大っきいんだよ？



テンション上がるじゃん！



クラスはどんな人がいるかなー？



はやく教室に……



っておっと。



先に職員室行かなきゃいけないんだった



私ははやる気持ちのまま、勇次郎の手を掴んだ



貴「勇次郎！早く行くよ！」



勇「さっきから声大きすぎ。もうちょい静かにしてよ」



もうなによ！



勇次郎つれないなー



まぁいいや



さ、職員室へレッツゴー！



先生「あら、咲良さんに染谷君ね？」



貴「はい！」



先生「元気でよろしい。私はあなた達の担任になる、足立梨花です。よろしくね？」



足立梨花先生かぁ……



めっちゃ可愛い先生だね！



貴「あの、先生」



先生「何かしら」



貴「教室へはいつ上がるんですか？」



先生「そんなに楽しみなのね。SHRの時に紹介するから、もう少し待っててね」



貴「分かりました」



先生「ふふっ」



貴「どうしたんですか？」



先生「あらごめんなさい。あのね、咲良さんって、小さい頃から芸能界に入っているんでしょう？だから、ものすごく大人びた子なのかしらって想像してたんだけど、年相応に元気で安心したの。」



先生そんなこと心配してたんだ



言っても私、まだ16歳だからね！



元気にいかなくちゃ！



あ、もちろんお仕事はこんなテンションじゃないけどね？



すると、チャイムがなった



先生「今からSHRだから、上がりましょうか」



いよいよだ！



どうか、友達が出来ますように

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