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第3話『出会うはずの無い者達』 ページ3

『無差別...殺人機関...!?』

Aが目を見開いて堂々と宇宙船に立つマッドネスと言う男を見上げた
マッドネスはそんなAを睨みつけるような瞳で見つめるが

『コラッ!』

突然マッドネスの頭を隣に居たミラが殴りつけた
するとマッドネスは恥ずかしさで赤面しながら

『おい!てめ!なんて事しやがる!いてぇじゃねぇか!?』

マッドネスがミラの胸ぐらを掴もうとするが
ミラはそれを華麗にかわしたのちマッドネスの胸ぐらを掴み

『あんたが勝手に無差別殺人機関とか言うから警戒されたでしょ!?』

と怒鳴り散らかした
そんな光景にA達は唖然とし

『な、なぁ颯瑠...さっき無差別殺人機関とか言ってた...よな?』

Aが恐る恐る颯瑠に聞くと
颯瑠は頷き

『うん...言ってた...はず?』

だが目の前に広がって居るのはただの幼稚な喧嘩だった
そんな微笑ましい場面をいきなり目の当たりにし、無差別殺人機関など信じられるはずもなく

『おいマッドネス...さん、ここはどこなんだよ』

とAが聞くと
マッドネスは咳払いをし、体制を整えた後

『そうですね...ここは人間のいていい場所ではないです』

と得意げに笑って言った
隣には居たミラが少し不満そうマッドネスを睨みつけて居たのは気のせいだろう

『そして貴方達は誰なんですか?』

ハヤルが丁寧にマッドネスに問う
するとマッドネスは言った

『我々は所詮殺人機関ですよ…馴れ合いは必要ありません』

そう言ってハヤルの元へと一気に距離を詰める
すると隣に居たミラ、ティーファル、エリックも一気に4人へと近づき

『戦争だ』

マッドネスのその一言で4人対4人の戦いが始まった

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作者名:はひりフユ x他1人 | 作成日時:2017年7月17日 20時

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