孤独。【チェンソーマン】 (ページ27)

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早「取り敢えず契約はしない。悪魔側はデンジを殺したがっている

　デンジの死が悪魔の利益になるんだろう」

パ「ワシは殺す派じゃ！

　ノーベル賞を思いついても外に出なければ発表出来ないからのぉ…
　ノーベルのために死んどくれ」

早「魔人と悪魔は契約できない。だからお前がデンジを殺しても悪魔は外にだす義理はない

　とにかくデンジは殺さない。俺たちデビルハンター…殺すのは悪魔だけだ」

パ「ちぇ！暇だから押し相撲するか！」

デ「すぐ俺を殺そうとするからヤだ！」

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あれから私達は悪魔を監視していた

デ「ハラ減った…」

『帰りたい』

姫「アキくん…実際なんか外にでる作戦はあるの？」

早「悪魔の言葉を信じるならヤツを殺すことは出来ない
　
　でもデンジを殺すつもりはない」

姫「でもこのままじゃ餓死しちゃうぞ」

早「どうしようもなくなったら刀を使います」

姫「それはダメ」

『駄目だよ、何言ってるの』

刀を使えば、アキの寿命が短くなる

デ「刀使えば解決出来んならよぉ…使えばいいじゃん」

姫「どうしようもなくなっても刀は使わない。その時は悪いけど…デンジ君が死んで？」

デ「え〜」

私はアキの太腿の上に跨がり、頬をするりと撫でた

『アキが呪いの悪魔を使って死ぬぐらいなら私がアキを殺してあげる

　でもアキは私の大事な人だから死んでほしくない
　
　…アキが今刀使うなら今ここでデンジを殺す。あの悪魔に食べさせる』

早「でもそうしたらお前も公安に殺されるぞ」

『別にいいよ？だってアキの為にデンジを殺したんだもん
　アキを守って死ねるなんて、こんないい死に方ないよ

　それに悪魔は死んでもまたこの地に蘇る。その時は私が私じゃなくなってるからアキが私を殺してね。私はアキだけに殺されたいからね

　…あ、あとアキが死んだら私も死ぬからね』

だから死ぬまでずーっと一緒だよ

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