孤独。【チェンソーマン】 (ページ21)

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荒「早川先輩…これから一緒に悪魔と戦う仲間として…そいつらに背中任せて大丈夫なんですか？

　片方は魔人で、もう片方はチンピラです…
　それに、先輩の隣に居るやつだって魔人です…

　自分は信用出来ません」

じっと、男を見つめると男は少し怯んだ表情を見せた

早「こいつらに背中は任せない。悪魔駆除には基本この三人を先行させる
　この三人が逃げたり悪魔に寝返った場合は俺たちが殺す

　それに俺の隣に居るやつは人間に一切敵意はない」

パ「畜生みたいな扱いじゃな！」

早「お前らに人権はない…！」

その後アキは何か怒鳴っていたが知らない

『猫だ』

近くに居た猫と遊んでいると、姫ちゃんに呼ばれた

姫「Aちゃんもこの任務頑張ったらほっぺにチューしてあげる！」

『”も”？』

姫「あぁ！デンジくんに”悪魔を倒したら舌入れたキスしてあげる”って言ったんだ！」

『Ｄキス…！？』

早「オイ、A。どこでそんな言葉覚えた」

『ヒロフミから』

あの人ちゃっかり下の話してくるからな

ホテルに入るとデンジは舌出しながらアホっぽい顔して悪魔を探していた
それを男の新人は追いかけて、壁に叩きつけた

荒「俺は半年間姫野先輩に鍛えられ世話になった！
　それをどこぞのチンピラに唇を奪われるぐらいなら…ほっぺのキスは俺が貰う！」

デ「野郎がくっつくんじゃねぇキモチわりぃ！！死ね！！！
　俺とテメェじゃ背負ってるモンが違うんだよォ！！」

何か言い合ってる

見てて面白い

早「姫野先輩の新人達は使えそうですか？」

姫「荒井くんは実力不足だけどヤル気十分って感じ
　逆にコベニちゃんは引っ込み思案だけどかなり動けるかな

　アキくんのほうは？」

早「血の魔人は強いですが短気でまだ裏切る可能性があります
　デンジはまだ知らない要素が多すぎて分かりません」

姫「Aちゃんは？最近どうなの？」

早「Aは今でも岸辺さんに指導してもらっているので一年前に比べるとかなり動けるようにはなっています

　ただ、触れないと能力を発動出来ないのが難点ですが」

まぁ、でも大丈夫でしょう、とアキは言った

姫「この新人四人…生き残れると思う？」

早「コイツは強いなと思った奴も、そうでない奴も、一年もあれば死ぬか民間に行きます」

姫「答えになってないな〜〜……

　

　アキくんは死なないでね」

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