孤独。【チェンソーマン】 (ページ18)

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早「…マジの話ですか？そういうの噂半分でしか聞いたことありませんけど」

マ「デンジくんは特別なの。だから特別な対応で扱う事になりました

　公安を辞職したり違反行動があった場合、デンジ君は悪魔として処分されます」

デ「それって…どういうこと？」

マ「”死ぬまで一緒に働こう”ってこと

　 …勿論、Aちゃんもだよ？悪魔なんだからね」

『私がアキを残してどっか行くわけないでしょ』

馬鹿なのかな

それからは家に帰った

相変わらず、東京は人が多い

早「お前を見張るため一緒に住むことになった。どっかに逃げたら殺していいって言われてるからな」

デ「…なぁ、マキマさんって悪い人なの？」

早「そう思うならマキマ三は諦めろ

　お前、悪魔なら殺されないだけ感謝しろよ。俺たちはデビルハンターなんだぞ」

デ「じゃあいい人なのか？」

早「いい人に決まってる…俺の命の恩人だ」

初めて知った

なんか…嫌

もやーっとしてると、デンジが爆弾発言を落とした

デ「マキマさん………もう一回抱きてぇな」

早「はぁぁぁあぁぁぁ！！！？？？？」

『はあぁぁぁぁぁああぁぁ！！！？？？？』

『え？抱き…抱きた…え！？だい…抱いた！？だいたの！？？えっ！？えぇ！？』

抱いた、とはそっち系の意味ではなくハグの方らしい

デ「そう言えばお前、悪魔？なの？」

『そうだよ。”孤独の悪魔”。私の手、直接触らないでね、死ぬから』

デ「こえぇぇ」

デンジが来てから、アキと私の丁寧な生活は一気に崩れ去った

ジャムやバターで机がベタベタ

風呂は長いし、歌っているのかうるさい

おまけにトイレでも寝る始末

『アキ…コイツ嫌』

早「マキマさんの指示だ…俺だって嫌だよ」

あれから数日後、デンジと”血の魔人”パワーがバディになった

パワーとは前に一度会った事があるが、中々の曲者

魔人だが、私と一緒で理性が高い

早「A。緊急要請だ。街に悪魔二体が出現した。デンジとパワーもいるらしい」

場所を聞くと、そこは２人の行動範囲外の所だった

『２人、死ぬね』

早「…まぁな」

今回の要請には、アキのバディの姫ちゃんと、新人２人も行くらしい

姫「Aちゃん久しぶり〜！」

早「コイツが孤独の魔人のAだ。本人は人に危害を与える気はないから安心しろ」

東「ままま魔人がなんで…！」

早「４課は実験的部隊だからな」

私の他にも、魔人はいるらしいが顔は見たことがない

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