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・
『…へぇ』
「なに」
彼はムッとした表情でこちらを睨む。
私は『別に』と笑いながら応える
「あの子、彼氏が浮気してるって気付いてて見返したいって言ってたから…仕方なく」
おい言い訳すんな。
それよりも部外者の私が彼らの事情を知って大丈夫なのか
・
『じゃ、自分は飲んでから上がります』
軽く一礼をして
休憩室の真ん中の白いテーブルにマグカップを置いて、椅子に腰をかけた。
ポケットに入れていた携帯を取り出しいじっていると、
目の前の椅子がキィと音をたてた
・
『…。あの』
「ジョングク」
『え』
「名前」
・
ジョングクと言う人は真っ直ぐ私の目を見て話す。
これは名前言わないと殺されるタイプかな。
『Aです…。』
「何歳」
随分といろいろ聞いてくるな。
『２２です…』
「俺より年上なんだ」
『へ、へぇ…ジョングク君は何歳なのかなぁ？』
年上という言葉に若干傷つく。
こっちだって反撃ぐらい出来ますよ
「２０です」
『そんな変わんないじゃん！！』とツッコミを入れると、ジョングク君は笑いながら「そうですね」と小さく笑う。
「あの、Aさん」
「Aちゃん！！！！！ここにいた！店内見渡しても居なかったから帰っちゃったのかと思った…」
店長が涙目なっているのを見て思わず
笑ってしまう。
『そんな事しませんよ』
「それより！Aちゃんコーヒー作れる？人手が足りなくて…出来れば明日にレジに立たせたいんだけど…駄目かな？」
『はい。昔喫茶店で働いてたので！』
「そっかぁ！よかったー！2人とも今日はもうあがりだよね？お疲れ様！」
気付けばもうそんな時間だった。
『お疲れ様です』と一言いいエプロンを外す。
・
「あの、送って行きますよ」
『え、いいよ。すぐ近くだし』
「俺が送りたいんです」
彼は少し強引だ。
何故か彼の真っ直ぐな目を見ると断れない。
・
『じゃ、じゃぁお願いしようかな…？』
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狐(プロフ) - タピオカさん» アイディアありがとうございます！最近作成しようか迷っていた所でした…。時間があれば是非！ありがとうございます！ (2018年3月2日 23時) (
レス) id: 0ded4c7b3a (このIDを非表示/違反報告)
v love - 現実になったらいいのに笑 (2018年2月18日 1時) (レス) id: a9472cffab (このIDを非表示/違反報告)
alexandrite_bbc(プロフ) - 更新楽しみ待っております^^ (2018年2月15日 11時) (レス) id: 35241c8ff2 (このIDを非表示/違反報告)
R - 更新待ってました！！(>_<)これからも頑張ってください！応援してます！！ (2018年1月27日 1時) (レス) id: ba2a671ee4 (このIDを非表示/違反報告)
みさき(プロフ) - やばぱり最高！！！！！ (2017年11月26日 22時) (レス) id: 9a28dc2523 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヒロ | 作成日時：2017年8月23日 21時
