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テヒョンさんは作り笑いを浮かべると
何故か帰り道とは反対側の方に早足で去っていった
テヒョンさんと別れた後
私はとぼとぼと帰り道を歩いた
…いつから？
…まさかあのテヒョンさんの口から
あんな事を言うなんて思いもしなかったし
今思えばただの嘘だったのかもしれない
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家につくなり、鞄を床に置いて
ベッドに横になり目を瞑る
眠りに落ちようとした時
突然ポケットの中の携帯が鳴った
知らない番号からだ
「あ！Aちゃん？」
『…………ジミンさん？』
「そう、それよりちょっと来て欲しいんだけど」
いろいろツッコミたいが
あえて触れないでおこう
『どうかしたんですか？』
「あーうん、めんどくさい子供がいてさ」
『子供…？』
「取り敢えずAちゃんの職場の近くの○○の居酒屋で待ってるから」
『え、ちょっと…！ジミンさん！』
名前を呼ぶ前にプツッと電話切られてしまった
深い溜息をついてしぶしぶ上着を手に取った
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・
「あ！やっと来た」
店員さんに案内され連れて来られたのは
店の奥の席の騒がしい大人数テーブルだ
ジミンさんは疲れきった様子で手を振った
『…何があった、え…ゆ、ゆんぎさん…何で、』
「おー久しぶり」
ジミンさんの席の向かい側のユンギさんが手をこちらに向かって振る
一応緊張しながらも小さく挨拶をした
「テヒョナ、」
「んーー…」
ジミンさんに揺さぶられ
眠そうに赤く腫れた目を擦っていたのは
テヒョンさんだった
起き上がったかと思いきや、また机に項垂れててしまった
「…ジミナァ……なんで俺じゃないの、俺本気で好きだったのに」
ジミンさんとユンギさん達は
「また始まった…」と溜息をついた
「おれ、顔はわるくない方…………だと思う」
「はいはい。ほら、お迎えが来たぞ」
『え、お迎えって』
「やだ、Aじゃなきゃかえらない」
「愛されてんなー」
ユンギさんは指を口に当てて笑うとテヒョンはバッと勢いよく顔をあげた
「っ、え、…なん、でA」
耳まで顔を真っ赤にして戸惑うテヒョンさんに
気まずい苦笑いをする事しか出来なかった
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狐(プロフ) - タピオカさん» アイディアありがとうございます！最近作成しようか迷っていた所でした…。時間があれば是非！ありがとうございます！ (2018年3月2日 23時) (
レス) id: 0ded4c7b3a (このIDを非表示/違反報告)
v love - 現実になったらいいのに笑 (2018年2月18日 1時) (レス) id: a9472cffab (このIDを非表示/違反報告)
alexandrite_bbc(プロフ) - 更新楽しみ待っております^^ (2018年2月15日 11時) (レス) id: 35241c8ff2 (このIDを非表示/違反報告)
R - 更新待ってました！！(>_<)これからも頑張ってください！応援してます！！ (2018年1月27日 1時) (レス) id: ba2a671ee4 (このIDを非表示/違反報告)
みさき(プロフ) - やばぱり最高！！！！！ (2017年11月26日 22時) (レス) id: 9a28dc2523 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヒロ | 作成日時：2017年8月23日 21時
