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仕事帰りに何か買って帰ろうと

近くのコンビニに足を運んだ



















お弁当コーナーの前で突っ立っていると







不意に美味しそうなラーメンが目に入る









それに手を伸ばすと、
横から白い手が伸びてきた









「…あ」





『…あ』



















声が同時に被る



この白い肌と眠そうな目、見た事がある









『ゆ、ゆん…』




「…ユンギ、です」





『ユンギさん…』









ユンギさんは気まずそうに視線を逸らす。

女嫌いなのかただ単に私が嫌いなのか…









『これ、どうぞ。私違うの買います』




「…え、ありがとうございます」









残り一つのラーメンをユンギさんに渡すと
彼はぽかんとした顔でこちらを見る



















『私の顔に何かついてますか…?』






「いや、意外だなと思って」







『意外?』









ユンギさんはこくっと頷く



















「なんかこう…遊んでるイメージ」





『ぐっ、どんなイメージですか…』









若干傷ついた。


口をへの字にして
唐揚げ弁当を手に取った









「太るぞ」





『うるさいですよ』



















あれ…思った以上に怖くない…



















レジに唐揚げ弁当を持っていくと


脇から先程のラーメンが伸びてきて
唐揚げ弁当と一緒にカウンターに置かれた



え、とビックリをしながら後ろを振り返ると

ユンギさんが立っていた









「一緒に払います」









財布から札を取り出すと彼は店員さんにそれを渡した



店員さんは丁寧に袋に詰めた





























「ん」





『いやいや!払います!』







「要らない」







『でも…っ』









ユンギさんは、目を細めて笑うと

お弁当の入った袋を渡してきた









彼の笑顔に心臓がドクッと跳ねる



















「うちのが世話になったから」



















何故か心臓が激しく脈打つ。












渋々その袋を受け取ると



ユンギさんは「じゃあ」と早々に帰ってしまった





























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設定タグ:BTS , テヒョン/V , ジョングク   
作品ジャンル:恋愛
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(プロフ) - タピオカさん» アイディアありがとうございます!最近作成しようか迷っていた所でした…。時間があれば是非!ありがとうございます! (2018年3月2日 23時) (レス) id: 0ded4c7b3a (このIDを非表示/違反報告)
v love - 現実になったらいいのに笑 (2018年2月18日 1時) (レス) id: a9472cffab (このIDを非表示/違反報告)
alexandrite_bbc(プロフ) - 更新楽しみ待っております^^ (2018年2月15日 11時) (レス) id: 35241c8ff2 (このIDを非表示/違反報告)
R - 更新待ってました!!(>_<)これからも頑張ってください!応援してます!! (2018年1月27日 1時) (レス) id: ba2a671ee4 (このIDを非表示/違反報告)
みさき(プロフ) - やばぱり最高!!!!! (2017年11月26日 22時) (レス) id: 9a28dc2523 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ヒロ | 作成日時:2017年8月23日 21時

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