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目の前の男の人は、
かちんと固まったまま動かない
その人に向かって苦笑いをすると
彼は、はっと我に帰り
黒いをマスクを鼻まであげた
「……」
彼は無言で、友人であろう３人の方に歩いて行く
それを見たジミンさんが「はぁ」と安堵の溜息をついた
「こっわ…」
「ユンギヒョンが女の子に弱くて助かったね」
『その為に利用されたんですか私は！』
正直めっちゃ怖かった
見た目とは裏腹に怖い人なのかもしれない
「それより、A…ちゃんだっけ？連絡先」
「駄目ですよ」
ジョングク君がジミンさんの携帯を奪うと
ジミンさんは「けち！」と頬を膨らませて渋々携帯をポケットに入れた
・
「おーい！今から焼肉行くけど」
「行きます！！！！！」
怖い人と一緒にいた肩幅が広い人がこちらに
声をかける
ジミンさんとジョングク君は嬉しそうに即答して彼等の輪の中に入った
・
「…家までおくろうか」
『へァ！？！だ、大丈夫です…』
突然テヒョンさんに話しかけられたので
緊張のあまり声が裏返ってしまった
・
き、気まずい…
『テ、テヒョンさんは皆と一緒に行かないんですか？』
「うん、今から行く」
会話がそこで途切れた。
ひぃ…！この重い空気！！
「あ！そういえばあのお土産美味しかった」
『え、どれですか』
テヒョンさんは無邪気な笑顔で話す
案外この笑顔が好きだったりもする
「挨拶に来てくれた時の」
『！あれ美味しいですよね！お口にあって良かったです』
テヒョンさんに笑いかけると
彼は何故か一瞬言葉に詰まった
テヒョンさんは不意に私の首に視線を落とす
・
「…これ」
「テヒョナーー！！置いてくぞ！」
彼は一瞬苦い顔をしたが
すぐに「なんでもない」と笑いかけた
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狐(プロフ) - タピオカさん» アイディアありがとうございます！最近作成しようか迷っていた所でした…。時間があれば是非！ありがとうございます！ (2018年3月2日 23時) (
レス) id: 0ded4c7b3a (このIDを非表示/違反報告)
v love - 現実になったらいいのに笑 (2018年2月18日 1時) (レス) id: a9472cffab (このIDを非表示/違反報告)
alexandrite_bbc(プロフ) - 更新楽しみ待っております^^ (2018年2月15日 11時) (レス) id: 35241c8ff2 (このIDを非表示/違反報告)
R - 更新待ってました！！(>_<)これからも頑張ってください！応援してます！！ (2018年1月27日 1時) (レス) id: ba2a671ee4 (このIDを非表示/違反報告)
みさき(プロフ) - やばぱり最高！！！！！ (2017年11月26日 22時) (レス) id: 9a28dc2523 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヒロ | 作成日時：2017年8月23日 21時
