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「俺、もしかして…」
恥ずかしそうに赤くなった耳を触る彼を見て
昨日の夜の事を思い出した
『別に気にしてないよ、酔った勢いだからしょうがないっていうか…』
「すみません、っ俺…」
ジョングク君は俯きながら謝る
すると突然バチッと目線があったかと思いきや
ジョングク君の大きな手が優しく
私の両手を包み込んだ
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「お、俺ちゃんと責任とります!!」
真っ直ぐな目で見つめてくるジョングク君。
彼の言ってた責任の意味が分かって
こっちまで恥ずかしくなる
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『そ、そんな所まで行ってないから大丈夫!』
お互い顔を真っ赤にしながら
慌てて手を離すと、謎の沈黙が2人の間を気まずくする
先にその沈黙を破ったのはジョングク君だった
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「でも、俺…何でAさんの家に…」
頭を掻きながら不思議そうに呟く
『あ、お兄さんと間違えたんじゃないかな?』
「え………もしかして…隣って…」
『テ、テヒョンさん、です…』
そう答えるとジョングク君は「やっぱり…」と
長いため息をついた
「じゃあ、この前あの人が言ってた壁ドンの人って」
『ぬああ!!それは忘れてください!』
あの時はただイライラしていただけで…!
喘ぎ声の正体が
バイト先の年下男子の友人だなんて誰が想像出来ただろうか
もし恨みを買ってしまった場合
何をされるか分からない
「はぁ…なんかすみません」
ジョングク君は呆れた様子で頭を搔いた
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「あの、泊めてもらった上に図々しいかもしれませんが…シャワー借りてもいいですか」
『う、うん!廊下出た右の扉がお風呂だから!タオル用意しとくね!』
「ありがとうございます」というと
ジョングク君はリビングを出ていった
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その後お風呂から大きな物音がしたが
多分気のせいだろう
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狐(プロフ) - タピオカさん» アイディアありがとうございます!最近作成しようか迷っていた所でした…。時間があれば是非!ありがとうございます! (2018年3月2日 23時) (レス) id: 0ded4c7b3a (このIDを非表示/違反報告)
v love - 現実になったらいいのに笑 (2018年2月18日 1時) (レス) id: a9472cffab (このIDを非表示/違反報告)
alexandrite_bbc(プロフ) - 更新楽しみ待っております^^ (2018年2月15日 11時) (レス) id: 35241c8ff2 (このIDを非表示/違反報告)
R - 更新待ってました!!(>_<)これからも頑張ってください!応援してます!! (2018年1月27日 1時) (レス) id: ba2a671ee4 (このIDを非表示/違反報告)
みさき(プロフ) - やばぱり最高!!!!! (2017年11月26日 22時) (レス) id: 9a28dc2523 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ヒロ | 作成日時:2017年8月23日 21時