八三 ページ33
「で、結局信長さんのチ(ﾊﾞｷｭｰﾝ)見たんですか」
早朝、部屋にズケズケと入ってきて、パンッと襖を閉めたかと思えばそう言った。
「朝来て早々なんなのお前。欲求不満？彼氏作れば」
「見たんですか」
「見るわけねぇだろ。俺は倒れただけだ」
「まぁ、いいでしょう。今日は聖…否、性なる夜です」
「上手いこと言ったとか思ってるなら殴るぞ」
「事実です、今日ワクワクですね〜」
もう、イヤ。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿
「雪だ…冷えるな…」
「A」
戸をパタンと閉めて、信長の方へ振り向いた。
「ッ……おま、なんでそれ持って…」
信長の手にはBLの漫画があった。
「落ちていた。なんだこれは」
「…いや、俺何も知らないからちょっと勉強というか…。なんというか…」
口を必死に動かして、弁解するうちに何も言えなくて口がぱくぱくとしてくる。
「…これに載ってるようなことがしたいのか」
「…いや、ちょっと過激過ぎだろ…」
「コレでか」
…真顔でそう言った。これ以上ってなに？良すぎてそのまま逝ックゥゥゥ！！的な。
ああ、いくってそういう意味だったんだ。嗚呼、納得。オワタ。
「お前嘘だろ」
「確かめてみるか」
「じ、冗談はよしこちゃん…」
一歩後退りして、腕を掴まれてそのまま布団にぼふっと押し倒される。
「…待って、ち、ちょっと…余裕ない…から」
自由の効く片腕で顔を隠して、ぎゅっと身体を強張らせた。
「夜が明ける」
まだ明けねぇよ、いや本当は明けて欲しいけど。
すると、薄い着物の上から腰を撫でられて、ピクリと反応した。
「や、やめろよ…」
「こんなものがなんだ」
「そうかも、しれな……っ！？…」
そっと腕の下から信長の身体が見えた。そのとき見えてしまった。着流しの上から
……元気な息子さん。
「マジか」
いや、恥ずかしいどころじゃないんだけど…
デカくね！？
ナニアレナニアレ見たことない。安土城どころじゃねぇよ、エヴェレスト。いや…地球((
俺どうなっちゃうの。
痺れを切らしたのか、信長は俺の両腕を抑えつけて、唇を重ねた。
「んっん、はぁ…のぶっ…ふ、んんっ…」
熱くて深い。愛されてるんだ。
俺も応えないと駄目だよな。
唇が離されたとき、震える声で言った。
「いいよ」
→続きは年齢制限バージョンの方へ。まだ公開してません。
18歳なったらカモン
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大手裏剣(プロフ) - 月夜さん» いえ！こちらこそありがとうございます。10月始めまでには公開出来るように頑張ります！ (2019年9月28日 22時) (
レス) id: 71bd857e36 (このIDを非表示/違反報告)
月夜 - 大手裏剣さん» あ”あ”あ”(( レスありがとうございます!! 続編、楽しみにしてます^^ 体に気をつけて頑張ってください!! (2019年9月26日 22時) (レス) id: fafc33f615 (このIDを非表示/違反報告)
大手裏剣(プロフ) - 月夜さん» おわわ！！めっちゃ嬉しいです！私も信長様好きです。惚れました。恐らく、近頃続編が公開出来ると思います！楽しみにして下さると嬉しいです！！ (2019年9月26日 22時) (レス) id: 71bd857e36 (このIDを非表示/違反報告)
月夜 - 一気読みしました!! オリジナルBL読むの初めてだったんですが……………。 どちゃくそ好みでした(( いや、信長様イケメンすぎか。惚れるわ。更新頑張ってください!! 応援しています^^ (2019年9月26日 18時) (レス) id: fafc33f615 (このIDを非表示/違反報告)
大手裏剣(プロフ) - 月希さん» 出来れば…私のボードでお願いします。リクエストはお受けしますよ。 (2019年8月8日 11時) (レス) id: 71bd857e36 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：大手裏剣
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/oh19years/
作成日時：2018年9月14日 21時
