32.違和感しかない ページ34
[ピピピピピ……ガンッ]
待って、目覚まし強く叩きすぎた。すっげえ痛ぇ
現在の時刻は6時。
せ母「あら、もう起きてきたの?」
俺がこんなに早く起きるのはオールしたときくらいだ
せ「ちょっとな、ご飯できてる?」
せ母「ちょっと待って」
早めに朝食を済ませ、制服に着替える
せ母「なんか今日あるの?日直?」
せ「そういうわけじゃないんだけど……まあそうやな、」
せ「お姫様を守りに行く」
せ母「……行ってらっしゃい」
頼むからそんな冷たい目で見ないでくれ。親に向かって変なこと言った俺も悪いが
家を出て、隣にあるAの家の玄関の前に立つ
?「えっ!?」
せ「うわっ、あ、おはよーございます」
玄関から出てきたAの母親に遭遇してしまった
そして、さっきの声を心配したのかAも顔を出してきた
せ「おはよ、A。寝ぐせひどいで」
『えっ、なんでいr』
A母「とりあえずあんた支度してきなさい。5分でね」
Aの言葉を遮り、おばさんが言葉を発す
『そんな早く!?無理d』
母「じゃあ3分?」
『今すぐ行ってまいります!!』
俺の母さんより鬼畜やな……
せ「朝早くからすんません」
A母「大丈夫よ、それよりどうしたの?」
せ「いや、その……今までの罪滅ぼしといいますか……」
これは昨日までのことを正直に言わなきゃいけないパターンか
せ「あのですね、」
A母「いや、大体わかった」
まじかよ、どんな人だよ
せ「許してくれますか?」
A母「そりゃあね、センラくんあれなんでしょ?」
この人何でも見透かしてくるな
A母「とりあえず、うちの子のことよろしくね」
せ「あ、はい」
そして、ちょうどいいところでAが戻ってきた
『うぃっす』
母「あ、来たのね。じゃちゃんとボディーガードに守られていくのよ〜」
『へ?』
ポカンとした表情のA
せ「ええから行くで」
俺は無理やり手首を引っ張り連れ出す。ほんと恥ずかしいわ……
『お母さんと何話してたの?』
絶対察しの良さは親譲りだ
せ「い、いや〜……昨日会ったこと思わず話しちゃって。だからまあお前を守れるように今日は迎えに来た」
本日2度目の柄にもないことを言ってみる。今回はごまかし
せ「まだ時間も早いからだれも来てないやろ。学校で作戦会議といたしますか」
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2万hitありがとうございました!
ワッショイヽ(゚∀゚)メ(゚∀゚)メ(゚∀゚)ノワッショイ
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ぺるはむ - だっちさん» 毎回ありがとうございます……祝っていただけてとても嬉しいです! (2020年3月15日 19時) (レス) id: 296fc508a3 (このIDを非表示/違反報告)
だっち(プロフ) - 完結おめでとうございます!!新作も読みにいきますね!!!!!! (2020年3月15日 7時) (携帯から) (レス) id: 7167dc6512 (このIDを非表示/違反報告)
ぺるはむ - イキリチビタヌキの嫁さん» ありがとうw名前に目が行っちゃうわw (2020年3月14日 20時) (レス) id: 296fc508a3 (このIDを非表示/違反報告)
ぺるはむ - 彩華 ぴあのさん» いつも読んでくださってありがとうございます!センラさんをかっこよく書けていたようで安心しました…… (2020年3月14日 20時) (レス) id: 296fc508a3 (このIDを非表示/違反報告)
イキリチビタヌキの嫁 - 完結おめでとー! (2020年3月14日 19時) (レス) id: 97832db026 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぺるはむ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/list/perurisu/
作成日時:2020年2月1日 19時