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十九話、光へ ページ26

鏡花と人虎の戦闘が始まり数刻経った。Aは鏡花を見守る為、乗客に紛れたいた

A(鏡花…)

そして、爆弾の停止釦を敦に渡した鏡花。だが、鏡花の頭にある記憶が流れてきた

〜数ヶ月前〜

A「ここの研究室に閉じこもっている人が梶井基次郎。実力は確かですが、変人なのであまり近づかないで下さい。彼奴の爆弾の停止釦は、機能しません。押しても時間が来ても爆発する…とても嫌な爆弾ですので」

Aの言葉を思い出し、敦を止めようとしたが

ピッ…

無機質な音が響き、爆発までの時間が迫った。それを見た敦は

敦「爆弾を外すんだ!」

鏡花に駆け寄り爆弾を外そうとする。しかし鏡花は

鏡花「間に合わない」

敦「え?」

鏡花は敦を突き飛ばし、自身は穴の空いた電車の壁の方へ飛んだ

A「…!」

Aは飛び出しそうになるのを堪え、二人を見守った

鏡花「私の名は鏡花…六月で三十五人殺した…もうこれ以上一人だって殺したくない!!」

そう言い、電車から飛び降りた時

A「…!それが…鏡花の願い…」

すると、Aから文字列が放たれる

A「…君影…鏡花の爆弾を…切り刻みなさい」

敦が虎化で爆弾を外そうとしたところで君影がベストを掻き切り、爆弾を切り刻んだ

鏡花「…!姐様…?」

鏡花の目には涙を浮かべて微笑んでいる少女が映った

A「鏡花、よかった…」

その刹那、二人は海に落ちた。

A「却説、梶井さんの回収に行きますか」

車掌室に向かうA、其処には与謝野とピカピカになった梶井が

A「全く…油断するからですよ。梶井さん」

黒い笑みを浮かべるAに

梶井「も、申し訳ありません…A嬢…」

A「私は言いましたね。貴方の大量殺人を許すのは任務が成功するからだと」

Aの威圧感に

梶井「はひ…言いました」

怯え乍ら答えた梶井

A「今回は」

梶井「し、失敗…」

ドンッ!

梶井「ヒィ…!」

梶井の顔スレスレにAの刀が刺さる

A「今から一ヶ月実験は禁止、そして…書類整理をしなさい。梶井基次郎」

梶井「わ、分かりました…」

その時

与謝野「アンタは…」

与謝野がAの姿を見つけ、声を掛けた。Aは与謝野に向き直ると

A「鏡花を…お願いします」

そう言い、帰って行った

〜そのあと〜

A「あ、梶井さん忘れた…」

電車を降りた後に気づいた

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設定タグ:文スト , 芥川龍之介 , 中島敦   
作品ジャンル:アニメ
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りんりん(プロフ) - 神楽さん» 正解です!わざわざありがとうございます。嬉しいです! (2023年2月11日 21時) (レス) id: 67e2abf0c7 (このIDを非表示/違反報告)
神楽 - 花は,君影草。花言葉は「幸福が戻ってくる」。ですかね…? (2023年2月11日 20時) (レス) @page8 id: 41c526018a (このIDを非表示/違反報告)
りんりん(プロフ) - 麗さん» ご指摘ありがとうございます!すぐに訂正致しました。これかもよろしくお願いします (2021年5月21日 12時) (レス) id: 67e2abf0c7 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 4ページ 確かめたくて の め が抜けています (2021年5月20日 22時) (レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)
りんりん(プロフ) - やっさんさん» やっと二期に入りました!長かった〜 (2020年12月29日 1時) (レス) id: 7fd268645f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:りんりん | 作成日時:2019年11月13日 20時

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