【文スト】 光の少年と闇の少女

クリスマス番外編 ページ17

Aと樋口は、傘下の百貨店でプレゼントを物色していた。其処で樋口は

樋口「A嬢、芥川先輩には何か送り物を？」

そう聞くと、Aは頬を赤らめ

A「はい。兄様には、いつもお世話になっていますから。最近はお互い任務で、余り会えていませんでしたし…そうだ、姉様にも…」

それを見た樋口は

樋口(これで付き合ってない？？おかしいでしょ)

そう思っていた。この作品の樋口は、芥川兄妹LOVEであるメタイ？そう言う事は気にしてはいけない

A「樋口さん。これ、どうでしょうか」

Aが見せてきたのは、三セットのマグカップだ。黒色、灰色、白色と、売れて無い様だが、この三人にはぴったりな色合いである

樋口「いいと思います！」

樋口の返答にAは微笑み

A「これにします！あとは、パーティー様のプレゼントですね」

そう言うと、再び棚へと視線を移した

〜ポートマフィア首領室〜

何時もの威厳は何処へやら、クリスマスの飾りで溢れた部屋。そして、コスプレをしたエリス、久作、急遽捕まったAがいた。其々、食べ物を食べ、お酒を飲んで、自由に過ごしている。Aは芥川龍之介と銀と一緒に過ごしていた。

芥川「Aは何を買ったんだ？」

A「私は、ハンカチにしました。そう言えば、買い物から帰って来た時、すごく疲れてましたけど何かありました？」

Aがそう聞くと、銀も頷く。芥川は

芥川「人虎に会った」

その絞り出した様な一声で察したAは小さく笑うと

A「お疲れ様でした」

すると、芥川は頷くと、ポツリと

芥川「今日は三人で帰るか」

そう言った。二人は嬉しそうに頷くと、そろそろ始まるであろうプレゼント交換の場所へと兄を引っ張って行った

その後は、芥川から其々マフラーを、銀からハンカチを。Aもマグカップを渡し、芥川兄妹も三人だけのささやかなクリスマスを楽しんだ。そしてAは
　
A(三人で過ごせた事が…最高のクリスマスプレゼントです)

そう思い、眠りについた

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