四十二話 ヨコハマキングパラダヰス ページ44
芥川「…！貴女も此処にいるとは…」
芥川は、ぼそりと呟き、目をカッと見開くと
芥川「尚更好都合だ！羅生門！」
A「…！」
芥川の外套が黒獣へと変わり二人に迫った。Aは避けたが、腰が抜けていた敦は防御をすることしか出来なかった
敦「…！」
敦が目を開けた先には、敦達の本の数�兪阿涼鰐未�抉れている光景が広がっていた。
芥川「だが、勿論今のはわざと外しただが、僕の羅生門は悪食、凡ゆる物を食らう。生け捕りが目的だが、抵抗するならば次はお前の足を奪う」
黒獣を出現させたまま言う芥川、それを聞いた敦は
敦「何故…？どうして僕が…」
敦の目には再び絶望の色が出た。
敦(それも僕の所為？僕が生きてるだけで皆を不幸にするのか？)
その時
谷崎「敦君…」
敦「…！」
先程、芥川にやられた谷崎の声が聞こえた
谷崎「逃げろ…敦君…」
瀕死だが、辛うじて生きている谷崎に目をやる敦
敦(谷崎さんもまだ息がある！)
そして芥川と対等しているAに目をやった、Aは、先程と変わらず、敦達を庇う様に立っていた
敦(Aちゃんだって…さっき、僕を庇ってくれた…それに…)
敦は喫茶店で言われた国木田の言葉を思い出す。そしてゆっくりと立ち上がると
敦「うおおおおおおおお！！」
と、芥川に駆け出していった。それを見た芥川は
芥川「玉砕か、詰まらぬ」
芥川はそんな敦を見て羅生門で攻撃を仕掛けるが
A「敦さん！下へ潜ってください！」
Aが咄嗟に指示を送る。敦はその通りに黒獣の下を潜り抜け、先程落ちた樋口の銃を拾うと、芥川に向かって乱射する。だが
A「やっぱり…芥川さんの異能は此処まで…流石といったところでしょうか…」
芥川には傷一つ着いておらず、外套が弾丸を吐き出した。それを見たAも冷や汗をかきはじめた
芥川「今の動きは中々良かった、然しは所詮愚者の蛮用…言っただろう？僕の黒獣は悪食、凡ゆる物を食らう。銃弾の飛来し着弾するまでの空間そのものを喰い削った。槍も炎を空間が断絶していれば、僕までは届かぬが道理」
首だけ敦の方に向けて喋る芥川
A(空間断絶…あれは厄介ですね…物理攻撃が入らない…敦さんの異能力は攻撃型の異能力…空間を削られれば干渉の仕様がない…却説、どう凌ぎきるかですね…)
頭をフル回転させ乍ら状況を確認するA
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りんりん(プロフ) - やっさんさん» レス、出来なくてすみません！夢主ちゃんも偶にボケさせようと思っています。それも楽しんでくれると幸いです！ (2019年10月14日 21時) (
レス) id: 7fd268645f (このIDを非表示/違反報告)
りんりん(プロフ) - やっさんさん» コメント、ありがとうございます！こっちは全然被害もなくて、少しワタワタしたくらいです。続編に行きましたので、そちらも更新していくので、是非見てみてください！ (2019年10月14日 21時) (レス) id: 7fd268645f (このIDを非表示/違反報告)
やっさん(プロフ) - りんりんさん» 更新があり、とりあえず台風を無事にのりきったようで、、なによりです。被害が大きかっ為、心から喜ぶわけにはいきませんが。続編もどんな漫才が飛び出すか楽しみ♪♪です。ところで、ポートマフィアに謎の人物が... ??面白くなりそうです♪♪。 (2019年10月14日 21時) (レス) id: fd24bdc7a6 (このIDを非表示/違反報告)
やっさん(プロフ) - りんりんさん» ... 汗。太宰さんだけでも、大変なのに、夢主ちゃんまで、ボケれば、国木田さん、ノイローゼになりそうですね(苦笑)。しーらない 逃げっ。笑。 (2019年9月27日 12時) (レス) id: fd24bdc7a6 (このIDを非表示/違反報告)
りんりん(プロフ) - やっさんさん» ありがとうございます♪自分でこうだったら面白いかな？とか考えながらやりました！偶に夢主ちゃんもボケる予定です♪ (2019年9月20日 23時) (レス) id: 7fd268645f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りんりん | 作成日時：2019年9月9日 21時
