二十四話 或る爆弾 ページ26
未だ方法が見つからない中
太宰「となると、方法は一つ」
太宰のその言葉に、国木田と太宰は何かの構えの様をする。それを見た敦は
敦(異能力を使うのか?)
そんな敦の考えに反し、二人が始めたのは
敦「え?」
二人「ふん!ふん!ふん!」
じゃんけんだった…そして結果的に
国木田「ぐぬぬぬぬ…」
国木田が負け、一方勝利した太宰は
太宰「にゃははははは、ほらほら〜ほら行け〜」
と、国木田を何時も通りに煽る
国木田「チッ…」
国木田は舌打ちをしながらも犯人の前へ行く
国木田「おい、落ち着け少年」
その声に、爆弾魔は爆弾の起爆釦を突き付け
「く、来るな!社長以外に用はない!妙な素振りを見せたら吹き飛ばすよッ!」
犯人は、近付いてきた国木田を脅す、それに対し国木田は
国木田「はぁ…分かった」
国木田は犯人に見える様、両手を挙げた。それを見た犯人は
「知ってるぞ!アンタは国木田だ!僕を油断させて、あの嫌味な異能力を使う心算だろ!そうはいかないぞ…!机の上に四つん這いになり、両手を見える所におけ!!」
その要求に対し国木田は
国木田「あぁ?」
何故か威圧的に言う国木田に
「ヒッ…!い、言う通りにしないと皆道連れだぞ!」
何故か爆弾の起爆釦を持っているのに怯える犯人。そして国木田は渋々と言う様に、指示通り机に乗るそれを見た太宰は
太宰「不味いな…探偵社に私怨を待つだけあって、犯人は社員の顔と名前を把握している…これでは、社員の私が行っても犯人を刺激するだけだ…却説、どうした物か…」
そして太宰は敦に視線を向ける。そしてその敦は
敦(…!今、猛烈に嫌な予感が…)
彼の予感は良く当たる様だ。恐る恐る横へ顔を向けると
太宰「あーつーしーくーん」
完全に敦に行かせる気できる太宰と目が合い
敦「嫌です…!」
その言葉に首を傾げて
太宰「まだ何も言ってないよ?」
そう惚けるが敦はそんな太宰に
敦「言われなくたって分かります…!」
ご尤もだ。何故なら昨日もそんな感じで敦は巻き込まれたからである
敦(でも…このままじゃ…)
敦は昨日出会ったばかりのAに目を向ける。もう一人の少女を庇う様にしている為、良く見えた。矢張り大人びて見えるが、少し震えているのが分かるだが、当の本人の心境は
A(此処、冷房が直で当たって寒いですね…)
だったらしい。(敦が聞いた後日談)
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りんりん(プロフ) - やっさんさん» レス、出来なくてすみません!夢主ちゃんも偶にボケさせようと思っています。それも楽しんでくれると幸いです! (2019年10月14日 21時) (レス) id: 7fd268645f (このIDを非表示/違反報告)
りんりん(プロフ) - やっさんさん» コメント、ありがとうございます!こっちは全然被害もなくて、少しワタワタしたくらいです。続編に行きましたので、そちらも更新していくので、是非見てみてください! (2019年10月14日 21時) (レス) id: 7fd268645f (このIDを非表示/違反報告)
やっさん(プロフ) - りんりんさん» 更新があり、とりあえず台風を無事にのりきったようで、、なによりです。被害が大きかっ為、心から喜ぶわけにはいきませんが。続編もどんな漫才が飛び出すか楽しみ♪♪です。ところで、ポートマフィアに謎の人物が... ??面白くなりそうです♪♪。 (2019年10月14日 21時) (レス) id: fd24bdc7a6 (このIDを非表示/違反報告)
やっさん(プロフ) - りんりんさん» ... 汗。太宰さんだけでも、大変なのに、夢主ちゃんまで、ボケれば、国木田さん、ノイローゼになりそうですね(苦笑)。しーらない 逃げっ。笑。 (2019年9月27日 12時) (レス) id: fd24bdc7a6 (このIDを非表示/違反報告)
りんりん(プロフ) - やっさんさん» ありがとうございます♪自分でこうだったら面白いかな?とか考えながらやりました!偶に夢主ちゃんもボケる予定です♪ (2019年9月20日 23時) (レス) id: 7fd268645f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:りんりん | 作成日時:2019年9月9日 21時