〜Magic of the Love〜

☆29☆ ページ29

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あなたside





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横尾さんは入院中だから



涙ぐみながら7人で帰った。





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涙を流しながら、健永の作ったご飯は



涙の味でしょっぱくて





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お互い何も喋らないまま




夜が来た。




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北「横尾さん、



何で俺には言ってくれなかったんだろ」





宏光と部屋で



二人きり。




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あ「なんで？」





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北「俺、一応


高2で副生徒会長だから」





え！？初耳…





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しっかりしてる…って



こういうこと？


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北「今日で最後だな」





あ「なにが…？」





北「Aがこの部屋で寝るの」






そうだった。



明日からは自分の部屋。




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あ「なに？悲しいの〜？」





北「バカっ！///違うし」





素直じゃないなーって



思いながら






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慣れたようにベッドに入る。




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この部屋で色んなことがあったな…





宏光と一緒の布団で寝たり




相談にのってくれたり





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そういえば




きっ、キスされちゃったんだ…////






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北「A〜


なに照れてんの？笑」





あ「照れてないしっ！///



てかさぁ…





きっ、きすしたこと覚えてる…？///////」







北「覚えてるに決まってんだろ…////」





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お互い顔が真っ赤。




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北「こっちきてよ」






前みたいに


優しい声で言われたから




あ「……///////」




布団に入った。


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北「A、おやすみ」






ニコッて微笑んで



目を閉じた宏光。




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心臓が聞こえそうなくらいバクバクいってる





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宏光のことが






ほんとうに好きになっちゃうよ…









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