〜Magic of the Love〜

☆17☆ ページ17

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部屋に戻って



寝ている宏光を叩き起こした。






北「…んっ、なんだよ」




鼻にかかった声。





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あ「私ね、


皆と同じ学校へ行けるようになったの！」





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目を大きく見開いた宏光。




北「…まじ？」





あ「まじまじ♪」





北「一緒に行こうな」





やっぱりこの声、好きかも





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あ「横尾さんと太輔のおかげだよ…」








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北「…なに、太輔って」




急に怖い顔になった宏光。





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あ「別に宏光に関係ないじゃん」






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北「横尾の次は藤ヶ谷かよ」






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さっきから何言ってんの？




こんなやつがかっこよくて





しっかりしてるの？






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あ「やっぱ宏光、嫌い！！」





北「・・・」





え、傷ついちゃった？






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あ「意味わかんない！」





優しい顔になったり




急に怒ったり。





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部屋を出て行こうとした瞬間




あの




温かい手で腕を引っ張られ






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宏光の顔が天井に。





さっきみたいに




両手首が固定されてて





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さっきよりも





ドキドキしてる自分。





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あ「…なっ、なに/////」






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北「…俺だけを見てろよ」






気づいた時には






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唇に温かい感触ー






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宏光にキスされてたんだ







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北「…このことは誰にも言うなよ」








少し笑って



部屋を出て行った

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