EP.12 ページ16
(十四松side)
---2時間前---
はわぁ〜〜!トト子ちゃんかわいかったな〜!
わざわざ家に来たんだから、もうちょっとゆっくりしていけばいいのに〜…!
でも、兄さんたちに内緒でトト子ちゃんに会えるなんてラッキー!!
あ、そういえば、なんで兄さんたちの居場所を聞いてきたんだろう〜…?
ガラッ
…!誰かが帰ってきたみたいだ。
おそ「たっだいま〜長男様のおかえりだぞ〜?」
おそ松兄さんだ。
十四「オォ〜〜ッッ!!!兄さんでしたか!!!オツトメご苦労さまですっ!!!!」
おそ「ひ〜〜〜っ笑 わかってるねぇ十四松ぅ、俺パチンコという名のお仕事頑張っちゃった〜♡もうくたくた〜!何もしたくねぇ〜!」
チョロ「何言ってんの、有り金全部溶かしたんでしょ?そんなんじゃ働いたなんて言わないよ。」
チョロ松兄さんの、冷ややかで冷静なツッコミと呆れのため息が聞こえる。
十四「ややッッッ!!!チョロ松兄さんもいた!!!!オツトメご苦労さまですッッッ!!!」
僕が言い終えると、チョロ松兄さんはフッと笑って、
チョロ「僕は何もオツトメしてないよ、十四松こそ、家の警備ご苦労さま。」
…!兄さんに褒められた!!
十四「うひゃ〜〜っ!とんでもないッス〜〜!!」
「ちぇ〜っ」と拗ねるおそ松兄さんを他所に、僕たちは居間に向かった。
---
チョロ「どどどどどどひゃーーーーっっっっ!!!!!!!!!!」
チョロ松兄さんの叫び声がしたのは、それから1時間後のことだった。
おそ「んも〜〜っ、何ィ〜〜?どったのそんな大っきい声出して〜」
眠そうなおそ松兄さんなんかお構いなしに、チョロ松兄さんはスマホ一点をみつめる。
チョロ「ちょ、ねぇ、見てコレ!!!!!」
チョロ松兄さんは、わなわなしながら一枚の画像を見せてきた。
そこには猫耳をつけたピンクの髪の女の子が写っていた。
チョロ「これッ、にゃーちゃんだよ!!!すぐそこのショッピングモールにいたって!!!」
おそ「え〜?その子って、前にチョロ松が好きって言ってたアイドルの?」
ン?
僕はあるものを見つけた。
それは、今の僕たちには火種のようなものだった。
十四「ねぇ、その子の後ろに写ってる2人って…」
速度「は……?」
そこには、
悲しそうなAと、Aの腕を掴んだカラ松兄さんの姿があった。
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お月様 - 最近はおそ松さんの小説を読むことにはまっているので、この作品大好きです!場違い感ありますけど更新待ってます〜♪ (2020年10月29日 21時) (レス) id: 4844547180 (このIDを非表示/違反報告)
#数字松love - トト子ちゃんの妹でにゃーちゃんの親友って....最高!!!!! (2019年8月27日 20時) (レス) id: 2553d8a9dd (このIDを非表示/違反報告)
ゆうきやさい(プロフ) - つぼみさん» ぁぁ!!ありがとうございます、嬉しき言葉です〜!!;;; (2018年2月17日 10時) (レス) id: 9e60290bc0 (このIDを非表示/違反報告)
つぼみ - おっもしろいです、、、!!こういう系大好きです!!これからも頑張ってください! (2018年2月10日 13時) (レス) id: af4d084e07 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうきやさい(プロフ) - ぷりんさん» ありがとうございますぁぁ;;; (2018年1月21日 14時) (レス) id: 9e60290bc0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆうきやさい | 作成日時:2017年8月20日 3時