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13 待ち受け ページ25
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それは、唐突に発覚したのでした。
「 スンさん、いま何時? 」
「 いまはね〜 」
そう言って、携帯のロック画面を開いて、
時刻を確認するスンさん。
「 11時、45ふ〜ん 」
「 え、ちょっとまって 」
わたしはその一瞬を見逃さなかった。
彼の携帯のロック画面を、再び開こうとする。
「 え、なになに
きゃ〜、ヤメて〜 」
防御をするスンさん。
「 こら、開けなさい。
今のはなんだ!」
携帯を抱きしめて隠そうとする彼から
携帯を奪う。
電源を入れて待受を開いた。
「 ...ねえ〜、なにこれ〜 」
そこには、
2つのペンギンのぬいぐるみを両頬に押しつけて
顔をくしゃくしゃにして笑っている
わたしの写真が。
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作者名:は | 作成日時:2020年3月7日 0時