. ページ13
.
「 ほら 、さあ 。
ゆずちゃんって、わがままでしょう 」
「 いつもごめんね 、お っぱいさわっていいよ ! 」
「 なんか、ふりまわされるの、幸せっていうか 、 」
わたしの愛のボケをスルーして、
頬をてのひらで包み込んで、親指で耳を撫でてくる。
幸せそうな顔。
まるで 、わたしじゃない誰かに
わたしの惚気を話しているみたい 。
潤んだ目で見つめてくるから
なんだか 、どきどきしてくる。
「 ああ、もうなんでそんなこと、言うの、わがまま !
とか思いながらさ、
あ〜、もっとやってえ〜 みたいな ? 」
そう言うと、
自分で言ったくせに爆笑して崩れ落ちるスンさん
はあ、、
一瞬のときめきは一体どこへ ?
やはりM男子代表スンさん 。
「 わかったよ 、これからもお尻叩いてあげる 」
「 ちがう、、ちがうの !! 」
ほんとうにおもしろいな。
気遣いができる大人なスンさんが
こうやって、素になって楽しそうにするのは
ほんとうに、おもしろいし、愛らしい 。
.
16人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:は | 作成日時:2020年3月7日 0時