ハケンと正社員・時々課長 (ページ14)

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◆神の舌を持つ男ページ14

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潤「ニノ、今回のコラボ、派遣として社員を助けてやれよ。そのためにウチの店辞めたんだろ？」

「別に派遣になるためにここを辞めたわけじゃねーよ。ここよりももっと支えになれる場所を探して見つけただけ」

潤「相変わらず何考えてんだかわからん奴だな」

「そのままそっくりお返しします」

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資格を取得するのに夢中だったあの頃

仕事をするのも資格の内だと考え、潤くんに誘われるがままにMJ1で働くことにした

最初はホール係

ホールとして働いていく内に、お客様からワインのことを多く聞かれるようになった

ワインのことを何も知らなかった俺は、ワインソムリエの資格を取得しようと思った

もちろん一発合格

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ホール係が慣れてきた頃、潤くんに厨房スタッフやってくれないかと言われた

この時点で調理師免許は既に持っていた

フレンチも何度か作ったことがある

潤くんに当店で人気の牛フィレのステーキを作ってみろと言われた

見様見真似で作ってみた

味の保証はできないけど

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潤「神の舌を持つ男」

「…味の保証はできません」

潤「ニノ、さすがだわ」

「それはどうも」

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神の舌を持つ男

潤くんにそう言われて少し嬉しかった