顔出し厳禁な歌い手さんは女装が趣味らしい【歌い手】【男主】

その女、買い物 ページ8

　
『あっ！可愛い、この服！』



家を出て、少し考えたお…私は特に行くところもなく、ただ快晴と出ていたので出ただけ。



仕方がないからいつものようにショッピングモールへと来た。



今日は平日の午前中とあってか、人は少なかった。


その代わり、男の隣を横切るとこっちを見ているのがバレバレ。



だがそんな事をいちいち気にしていたら面倒なので近くの洋服店に入る。




店員「何かお探しでょうか？」



うーん、と悩んでいると近くにいた女の店員さんが声を掛けてきた。



『あっ、え〜と…あ、明るい色の服を探してるんですけど…』



店員「明るい服、ですね！…こちらになります。」



そう言って連れて来られたのは蛍光色や暖色が中心とされた場所。

結構私好みのがある。


『ありがとうございます。此処で良いです！』



そう言って微笑むと向こうもにっこりとして下がっていく。



…きっと心の中では面倒だと思ってるんだろうな




そんな事を考えながら私は選んでは試着、着ては戻しまた選ぶ、というのを繰り返していた。



そしてお気に入りのを見つけ、会計を済ませるといつの間にかお昼の時間になっていた。



そう言えばお腹空いたなぁ。



私は片手に買い物袋を下げながらここの地下にある飲食スペースへと向かった。


ーーー

展開早ぇ…

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