◎ 胸キュンスカッと ８ ページ3
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２人並んで歩くのは１ヶ月前と同じ道。
せやけどあの時と違うのは
部活が定休日でお互い制服ということと
まだ空が明るいことと
もしかしたらワンチャン！？なんて気持ちが
俺にないこと。
好きな気持ちは変わらんけど
A先輩が松村先生で落ち込んでる中で
どうこうしようとかそんなんは思っとらんねん。
『 鍵当番…引き受けてくれてありがとね？ 』
廉「 いやあんなの！
…あ、あんなのとかじゃないっすけど！？
全然！大丈夫っすよ？ 」
『 っへへ、(笑) 優しいね、永瀬くんって(笑)
……実はね？永瀬くんに鍵当番頼んだの、
北斗先生に言われたからなんだ、 』
A先輩から 松村先生の名前が出た時、
きゅっと胸が痛くなった。
…やっぱ、、まだ忘れられてないんやな。
『 “ 赤バッシュに頼んだら良いことあるかもな ”
って、あの時はどう言う意味？って思ったけど
…最近やっとわかった 』
廉「 …聞いても良いんすか？ 俺、 」
『 うん、聞いて？(笑)
鍵当番ってさ、帰るの１番遅くなるでしょ？
だから一緒に帰れないかな〜って毎日待ってたの。
なのに永瀬くん、いつもすぐ帰っちゃうから 』
廉「 …っえ！？ 」
わざと避けられてるのかなって思ってた(笑)
そう悪戯っぽく笑うA先輩。
避けてるわけじゃなかったんやけどな…
先輩がいつも誰かを待ってるのは知ってたけど
まさか俺だなんて思わんかったし？
…また泣かせちゃったらどーしよって
２人になるのが怖かった。
『 部長の権限って男バスにも有効かな？ 』
廉「 鍵当番頼んでる時点で
権力使いまくってるやないっすか(笑) 」
『 あーそうやって部長バカにして〜！！ 』
廉「 してないっすよ！？(笑) 」
『 バツとして部長命令聞いてもらうよ？(笑) 』
廉「 めっちゃ理不尽やん！！
いーっすよ、もー、聞きますよ (笑) 」
マフラーの下で先輩は
きゅっと目尻を下げて笑った。
あぁこの笑顔が、ずっと見たかった。
『 これから…毎日一緒に帰ろ？ 』
廉「 …拒否権は？ 」
『 ……イヤ、だった？ 』
廉「 真逆っすよ、
俺も、一緒に帰りたかったっす(笑) 」
胸キュンスカッと and
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みかぽんず - この小説めっちゃ気に入りました！最高です！更新がんばってください！応援してます！！ (2018年6月12日 2時) (
レス) id: cc384a0118 (このIDを非表示/違反報告)
みゆう♀ - 絶対廉くんと付き合うかと……笑笑 神ちゃんだったんですね！急展開すぎてドキドキがとまりませんでした！ (2018年4月8日 18時) (レス) id: 17bb6d6987 (このIDを非表示/違反報告)
n a g i.(プロフ) - feb127sfさん» ありがとうございます（ ; ; ）!! ノロノロ更新ですがこの先も宜しくお願いします！ (2018年2月12日 0時) (レス) id: 3f842b1ca6 (このIDを非表示/違反報告)
feb127sf(プロフ) - いつも更新楽しみにしてます！ (2018年2月11日 21時) (レス) id: 3f9dc00853 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：n a g i. | 作成日時：2018年1月22日 18時
