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ー業sideー
『顔掴まれて、なんか言われて、ムカついたからドア蹴破って戻ってきちゃった』
みんなの目が点になる。きっと俺もなっているに違いない。
前から思ってたけどAって説明下手くそだよね。
端的にまとめようとしすぎて意味わかんなくなってるし大事なところが抜けている。
「え、えっと…よくわからないんだけど」
磯貝が申し訳なさそうに言った。
『え？今のでわからないの？』
「逆にわかる人の方が少ないでしょ」
中村さんが呆れたように両手を上げた。
「にゅ、先生分かった気がします」
「「嘘でしょ！？」」
「東雲さんが言いたいことはつまりこうですね。
烏間先生と共に理事長室へ連れていかれ、その先で出された飲み物が珈琲だった。
喰種は珈琲を飲むことは可能ですが、中に砂糖やミルクが入っていると味が変わってしまうので
飲むことは不可能になる。東雲さんは鼻がいいので匂いで気づいたんでしょうか。
そして理事長先生にそのことを指摘した。すると理事長先生は「さすがですね」
と東雲さんを褒めた後、何やら大事そうな話をし始めた。
これは私の憶測ですが、さしあたり東雲さんをE組に入れた理由についてでしょう。
その後烏間先生は強制送還され、東雲さんを1人本校舎において戻らざるを得なくなってしまった。
そして1人残された東雲さんは理事長先生に脅された。が、物怖じせずに反抗し、ドアを蹴破って
戻って来た。……と言うことです。どうですか！？合ってます！？」
私はくわっとあくびをした。
『……あ、聞いてませんでした』
「にゅやぁあ！？」
「後半はわからんが前半はそんな感じだった。それにしても…今のでよくわかったな」
「ヌルフフフ。実は先生、東雲さんの制服のポケットに盗聴器を仕掛けておいたんです！！」
私はポケットから壊れた小さな機械を取り出した。
『これのことですか？』
「ヌン」
タコ先生の触手の上に盗聴器だったものを置く。
「にゅぅ……」
『…』
タコ先生は私と盗聴器だったものを交互に見つめる。
「こ、これは先生の盗聴器ですよね…？」
『正確に言うと盗聴器
「…先生の少ない貯金の中からやっとの思いで手に入れた盗聴器なんですよ！？！？」
『だからなんですか？盗聴、ダメ、絶対』
「犯罪だぁ！」
『裁判で訴えれば圧勝ですね。これだけ証人がいるんだから』
ま、喰種だから無理だけど。
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mh - いつもクオリティの高いお話をありがとうございます！応援しています‼ (2022年2月23日 1時) (
レス) id: 6608c57345 (このIDを非表示/違反報告)
eye(プロフ) - ミライアルさん» ありがとうございます！更新ペース上げられるよう頑張りますね！！ (2019年4月20日 19時) (レス) id: 7f970af50c (このIDを非表示/違反報告)
ミライアル(プロフ) - うぉー！なんか続きがめっちゃくちゃ楽しみっす！更新頑張ってください！応援してます！ (2019年4月20日 13時) (レス) id: b0af308e1c (このIDを非表示/違反報告)
eye(プロフ) - 名倉さん» ありがとうございます！！よかったです！倒れない程度に頑張ります！！ (2019年4月3日 1時) (レス) id: 7f970af50c (このIDを非表示/違反報告)
名倉 - 第5弾おめでとうございます！ すごく面白かったです（＾_＾） 更新、無理しない程度に頑張ってください！ (2019年4月2日 23時) (レス) id: 4b077ed0aa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：eye | 作成日時：2019年3月24日 23時
