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ーAsideー
昨日業が言っていた。
ー「E組に転校して来たからには俺らと協力して暗 殺してもらわないと困るんだよね」ー
これって、タコ先生のことだったんだ。
あの時「これ以上めんどくさくなったらどうしよう」って思ったり、イライラしていたからあまり疑問に思わなかった。
が、思い返すとかなりやばいことを言っている。
「ねぇ。あんたどうしてE組に来たの？」
『え？』
急に質問され素っ頓狂な声がでた。
それにそんな質問私にされても…。
『知りませんよ。クラスの人数的にとか、そんな感じじゃないですか？』
イリーナ先生は目を見開いた。
「本当に言ってるの？」
『何がですか？』
怖い。
いきなり恐怖が私を襲う。
早く逃げ出したい。
「あなたは一体『もう！！』！？」
『戻りますね！！』
ベッドから転がり落ちるように降り、急いで部屋から出た。
イリーナ先生が私を引き止めようとしたが、全部無視して走った。
どうしよう、どこに逃げよう。
教室？は駄目だ。あそこも危険すぎる。さっきの部屋ももう無理だ。外？外に逃げる？
とりあえず出られそうな窓を探すべく走った。
「わっ！」
「渚！？大丈夫？って、東雲さん！もう大丈夫なの？？」
最悪だ。なんでいるの……。
「ごめん東雲さん。大丈夫だった？」
反射的に後ずさる。
「東雲さん？」
「いた！ちょっと待ちなさい！！」
声に驚き後ろを振り向くとイリーナ先生が追いかけて来ていた。
前と後ろを交互に見る。
どっちの方が逃げられる確率が高いか。
落ち着いている時間はない。
「茅野、先教室戻ってて！」
「え！？ちょっと渚！？」
「東雲さん、こっち！」
青い髪の男子が私の腕をぐいと引っ張った。
私は少しよろけて転びそうになったがなんとか持ちこたえて彼の後を追う。
「なんでビッチ先生が追いかけて来てるの！？」
『それは…』
「あ、ごめん。言いたくないならいいよ」
『…うん』
彼はどうして、なんでと追及してこない。
だから少し安心した。
少し走ると生徒玄関についく。
「いったん外に出よう」
『うん』
内ばきのまま外に飛び出す。
後ろでイリーナ先生がバテているのが見えた。
それでもまだ走り続ける。物陰まで走り、隠れた。
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eye(プロフ) - 悠李さん» ご指摘ありがとうございます！気づきませんでした…！訂正します！ (2019年8月4日 19時) (
レス) id: 7f970af50c (このIDを非表示/違反報告)
悠李 - すいません、11ページの「一部始終」というのは全てみていたと言う意味になるので正しくは「一部」だと思います…！ (2019年8月4日 18時) (レス) id: 9118a43d0b (このIDを非表示/違反報告)
eye(プロフ) - うにゅ( 'ω' )さん» えぇありがとうございます！！そう言っていただけて嬉しいです！！ (2019年3月25日 15時) (レス) id: 7f970af50c (このIDを非表示/違反報告)
うにゅ( 'ω' )(プロフ) - eyeさん» うわ考えられてる！！！尊敬！！！ (2019年3月25日 13時) (レス) id: aa182fc6be (このIDを非表示/違反報告)
eye(プロフ) - うにゅ( 'ω' )さん» トーカちゃんはラビットです！ラビットって書いたらバレるかな…と思ってカタカナで「ウサギ」にしてみました！ (2019年3月21日 12時) (レス) id: 7f970af50c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：eye | 作成日時：2018年4月11日 1時
