いつかの君へ__�� No side ページ11
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校舎の窓を超え、順平は廊下に転がる。
虎杖「順平の動機は知らん。何か理由があるんだろ。
でもそれは本当に、あの生活を捨ててまでのことなのか？」
順平は痛む体をゆっくりと起き上がらせた。
虎杖「オマエはアイツが！
Aがオマエを助けたことを、無駄にすんのか！？」
順平「！」
虎杖「人の心がまやかしなんて、あの人の前で言えんのかよ！」
虎杖がそう叫ぶと、座り込んだ順平は自らを諭すように言った。
順平「....人に心なんてない。」
虎杖「オマエまだ！！」
順平「ないんだよ！！
そうでなきゃ...そうでなきゃ！！！！」
バッと顔を上げた順平の目に涙が浮かぶ。
順平「母さんも僕も、人の心に呪われたって言うのか...！」
順平の言葉に目を見開く虎杖。
順平「そんなの、あんまりじゃないか...」
順平は、地面に手をつきながら立ち上がる。
再び彼の背後に澱月が現れた。
順平「もう何が正しくて、何が間違っているのかも....」
澱月の触手を虎杖に向ける。
先が黒くとがったその触手は、虎杖の体に突き刺さった。
順平「なっ、なんで避けないんだよ....」
澱月の触手が薄れ、消えると同時に順平はドサリと座り込む。
虎杖は右胸から血を流しながら少しずつ順平に歩みよった。
虎杖「ごめん。何も知らないのに、偉そうなこと言った。」
順平の前にかがみ、目線を合わせる。
虎杖「何があったか、話してくれ。
俺はもう、絶対に順平を呪ったりしない。」
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虎杖「そんな、母ちゃんが....」
順平は、母が殺されてしまったことを打ち明ける。
虎杖「順平、高専に来いよ。
バカみてぇに強い先生とか、頼りになる仲間がいっぱいいるんだ。」
虎杖「みんなで協力すれば、順平の母ちゃんを呪ったやつもきっと見つかる。
必ず報いを受けさせてやる。」
虎杖「一緒に戦おう。」
順平の目に、光が戻る。
そんな彼の後ろに現れた呪い。
それは余興を楽しむような、そんな笑みを浮かべていた。
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書く度に真人の性格の悪さに腹立ててしまう。
ほんといいキャラしてるよ君。
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セツ(プロフ) - 初コメ失礼します!いつも楽しく読ませてもらっています。辻褄合わせが大変なら番外編で絡ませる方がアリだと思いますが、個人的にはどっちも推しなので救ってほしいと思いました!(伏黒パパと夏油先輩推し)更新無理のない範囲で頑張ってください😁 (1月4日 7時) (
レス) @page50 id: a9c1286aea (このIDを非表示/違反報告)
夜ﾖﾙ(プロフ) - みんちょさん» えへ、えへへへ、、うれしいです、、、亀より遅い更新ですがこれからもちらっと覗いていただければ嬉しいです、、 (1月1日 3時) (レス) id: 04be3c40c0 (このIDを非表示/違反報告)
夜ﾖﾙ(プロフ) - ももっちさん» 復帰しました！！ほんとお待たせしてしまいましたとても励みになりますありがとうございます！！ (1月1日 3時) (レス) id: 04be3c40c0 (このIDを非表示/違反報告)
夜ﾖﾙ(プロフ) - Sakiさん» ようやく投稿出来ましたああああもう半年もすぎてますね大遅刻です (1月1日 3時) (レス) @page47 id: 04be3c40c0 (このIDを非表示/違反報告)
みんちょ - 頑張ってーーーーーー！！！！めちゃめちゃおもろいもしかして神？？信者になります。 (12月17日 14時) (レス) @page41 id: 15c3edd684 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夜ﾖﾙ | 作成日時：2022年8月7日 18時
