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高校1年の秋



ごく普通に学校生活を送っていた

朝登校して勉強して、ご飯食べてまた勉強
あっという間に下校時間だ



「二見さーん今日もお願いしていい?」



私が帰ろうとするこの時間、毎度やってるくクラスの女子
日直の仕事、雑用を私に押し付ける



『うん、いいよ』

「ホント?ありがとー!」



それだけ言って彼女は小走りで他の女子のもとへ

無理って答えればいい
そんなのはわかってる

言えるよ。無理だって

でもめんどいじゃん
その分、人と話さないといけない
だったら「うん」と言ってさっさと終わらせる

まぁどーせこの後暇だから構わないけど



『多いな』



今日の日直の仕事はノートを書いて提出物の整理
しかもその提出物はいつもの倍以上

...集中したらすぐ終わるかな



「まふくんコレやってみてよ!」

「え〜僕?絶対無理だよーw」



言ったそばから...

教室の端っこで騒ぐ女子達
その中に1人だけ男子がいる


”相川真冬”


私が唯一クラスの人で覚えている人
学校の人気者のせいで覚えたくなくても覚えてしまった

うるさい。集中も何もない。

そう思った私は荷物だけ持って教室から出てある場所へと向かった



ガラッ


『うさみーんいるー?』


「...お前なぁ」



ある場所とは保健室
放課後は大体ココに来ている

今日はすぐ帰るつもりだっけど



「いつもノックしろって言ってだろ。あと学校で”うさみん”は止めろ。」

『じゃあうさみん先生』

「あんま変わってねーじゃねーか」



そう言ってデコピンされる私

「宇佐美 陽介」
保健体育の先生でいつも保健室にいる
で、「うさみん」って言うのは私がつけたあだ名



「まぁいい...今日はどーした?」

『日直の仕事ココでやらせて』

「教室でやれよ」

『無理。うるさい』



私は椅子に座ってものを広げる
「めんどくさいなぁ」と心の声が漏れてしまったが引き受けたものはしょうがない
ため息をつきながらも淡々と作業を進めた

うん。やっぱめんどくさい。

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ましろ(プロフ) - アリスさん» あぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!!!頑張りますぅぅ!!! (2018年8月17日 0時) (レス) id: 7eb51e6523 (このIDを非表示/違反報告)
アリス - うひゃあああもっと!もっときゅんきゅんさせてくださいぃぃ!!! (2018年8月17日 0時) (レス) id: f38b18c5a9 (このIDを非表示/違反報告)
サクラ - 更新楽しみに待ってます! (2018年7月27日 12時) (レス) id: 82bd22f655 (このIDを非表示/違反報告)
夜桜*.☆(プロフ) - 待ってましたぁ!ヽ(*´∀`)ノ (2018年7月24日 13時) (レス) id: 7ecb03095b (このIDを非表示/違反報告)
アリス - なんか、気づいたら更新されてるっていう、この更新ペース好きです。 (2018年5月21日 16時) (レス) id: f38b18c5a9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ましろ | 作者ホームページ:なし。  
作成日時:2017年10月27日 17時

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