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*
今日も試合は無事勝利で終わり、
さぁ、帰ろうか
というとき。
「石川選手！」
誰かに呼び止められた。
そこには首にカメラを下げ、ビニール袋を持つ球団職員の方。
Aさんかな？なんて思ったが、そうではなくて、少しがっかりしている自分がいた。
「はい？」
「あの、石川選手...Aちゃんと仲良いですよね？」
それでも、まさか彼女の名前が出てくるとは思わなかった。
・・・そういえば、今日はAさんの姿を見ていない。なにかあったのだろうか、
「仲良いというか・・・、いや良いんですかね？」
俺が曖昧に答えると、彼女は小さく笑った。
「お願いがありまして、」
「なんですか？」
「Aちゃんのお見舞いに行ってほしいんです」
俺の目を真っ直ぐに見つめながら言う。
「お見舞いって・・・、Aさん体調悪いんですか？」
「はい、なんか風邪引いたみたいで。私お見舞い行こうと思ってコレ買ったんですけど、」
持っていた袋を持ち上げる。
俺がそれをじーっと見ていると、
彼女はハッと目を開き、首をブンブンと振りだす。
「いやっ、無理でしたら全然大丈夫です！選手のみなさんが大変なことは、もちろん知っているんで！」
「・・・俺で良いなら行きますよ」
俺がそう言うと、本当ですか！？と目を輝かせた。
「良かった...、Aちゃんきっと喜びます」
彼女は持っていた袋を俺に差し出し、
お願いします！と勢いよく頭を下げた。
Aさんにしろ、この球団職員さんにしろ、ここまで俺に謙虚になる必要はないと思う。
「あの、本当に良いんですか？」
「本当に良いんですよ。俺のせいで風邪引いたなら申し訳ないので、」
「えっ、俺のせいって・・・？昨日なにしたんですか！？」
なにか良からぬことを勘違いしているような・・・。
なんもないですよ、と俺が否定すると、何故か彼女は残念そうな顔をした。
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梓(プロフ) - 如月明日香さん» ありがとうございますー！如月さんのコメントはどれも嬉しいものばかりですよ(_ _)ちょくのことが好きになってくれたのなら嬉しいです(笑)最後まで読んでくださりありがとうございました！ (2017年12月5日 17時) (
レス) id: 884c868c1e (このIDを非表示/違反報告)
梓(プロフ) - 雛*さん» ありがとうございます！そう言ってもらえると凄く嬉しいです(^^;番外編の方もよろしくお願いします！ (2017年12月5日 17時) (レス) id: 884c868c1e (このIDを非表示/違反報告)
如月明日香(プロフ) - 完結〜〜！おめでとうございます！ このお話で私は石川選手が好きになり、なんと実際に石川選手のタオルも買ったんです〜〜！ それくらい、引き込まれる作品で、石川選手の魅力が詰まったお話でしたっ！ 本当にこのお話大好きです！！ 本当におめでとうございます！ (2017年12月5日 0時) (レス) id: eed9e6c20a (このIDを非表示/違反報告)
雛*(プロフ) - はぁ……完結お疲れ様でした(；；) 終始ニヤニヤしっぱなしでした……´`* 素敵なお話をありがとうございました〜〜！！ 番外編も楽しみにしてます◎ (2017年12月5日 0時) (レス) id: cd2200b77f (このIDを非表示/違反報告)
雛*(プロフ) - わ、わ、わ…！ ほんとですか(；；) ふ、ファンだなんて恐れ多いです；；ありがとうございます´`* ちょくくんファンなので、ちょくくんの作品があるのが嬉しくて…！*ﾟ これからも楽しみにしてますね〜◎ (2017年12月1日 14時) (レス) id: cd2200b77f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：梓 | 作成日時：2017年10月14日 17時
