あの人がお兄ちゃんな件について【すとぷり】【男主】【さとみ】

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「…るむくん、あかん」

「っ？」

「あかんわあ」

「でたなーくんのあかんwww」


ひとしきり泣いて大分精神状態も落ち着いた僕は、この話を聞いてから声を掛けてはくれたもののずっと何かを考えている素振りを見せていたなーくんに唐突にダメ出しされた。何故。

ちょっと怒ったような顔が半分、慈愛の色を見せた顔が半分。え、こわい。

そして怖いのは“あかん”。
ころちゃん笑ってツッコミ入れてる場合じゃないよ…。




「それ俺に任せてほしい。」

「…ん？」

「えwwwなーくんなに言っとるん？」

「どういうことwww」

「警察の仕事でしょ？！」


指揮官は俺。
なんて訳わからない事を言ったなーくんに、丁度明日からは土日っていうこともあって絶対に誰かと一緒に行動することを命じられた。

勿論それは了承したよ。

だけど、任せてほしいって何？指揮官とは？









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なんて疑問に思っていたのが金曜日で、今は日曜日の夜。

なーくんから電話が来た。

お兄ちゃんもいそいそと僕の隣に来て、スピーカーで電話を取る。





「もしもし？」

『あ、るむくん？』

「うん。何かあった？」

『るむくんのストーカー警察に引き渡しといた。』

「…………、は？」

「…ん？」

『任せときって言ったじゃん。』

「いやいやいや………、は？」

『じゃあ俺用事あるからまた今度ちゃんと話そうね。これからも気をつけるんだよ？さとみくんもるむくんの事宜しくね。』

「………、」

「…あ、はい。」




なーくんて何者なの

やっぱりな組総長なの









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最後雑な終わり方になってしまった…。



request「ストーカー」より by むむみるく様





☆現在続編の方で読者様参加型というかなんというか…

クリアするまで寝れませんが出来そうなゲーム等々を募集しています！

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