＊窓口担当社員 ２ ryosuke.Y

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薮「そう言えばお前の電話は何だったの？

仕事の話だったんだろ？

何かトラブルか？？」




やべ、忘れてた。


呑気に食ってる場合じゃねーわ。



涼介「ん、トラブルではないんだけどさ、


明日重役会が入ってちょっと今から戻んなきゃ。」




A「あ、じゃあ私も。


あんまり長くお邪魔してるのもアレだし。」




大貴「えー、Aちゃんはもうちょっといいじゃん？」




涼介「だーめ。

大ちゃん、まじ信用できねーから。
ちゃんと俺が送り届けます。」





大貴「ちぇ。じゃぁねAちゃん、



涼介も、また明日。」




光「またいつでも来て。
Aちゃんなら大歓迎だから、な？」

ハル「うん、また今度例の彼の話聞かせてね！！」







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Aさんの家へと向かう道のりは、この前とは違ってだいぶ長い。

さすがに徒歩じゃ、と拾ったタクシーで
無言が気まずいのかひたすら喋るAさん(笑)




A「今日は本当に楽しかったです！！


シャンパンもすみません、ありがとうございました！」


私のためにアレにしてくださったんですよね…？
なんて子犬みたいに上目遣いで申し訳なさそうに聞いてくるとこ、

まじでそれ計算してんの？天然？
破壊力…！



涼介「ふふ、俺も楽しかったよ。


なんか無理やり連れてきてごめんね？

ついてきてくれてありがとう。」



ニコッと微笑めば、少し赤くなる顔。






…そーゆーの、みんなにしちゃダメだよ。


俺だけにして。








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