#4 ページ4
『え......』
目黒｢だって、家も無いし美味い飯も食えないじゃん。｣
『...』
ん？
さっきの感動返して？
多分漫画で表すなら効果音は間違いなく《ズコー！》だと思う。
だけど
『...ふっ、なにそれ笑』
彼に悪気がある訳ではないともちろん分かってるので、どんな言葉であれ素直に嬉しかった。
《皆さんの学生時代はどんな感じだったんですか?》
パフォーマンスを終えたSnow Manに綺麗な女性アナウンサーがそう話を振る。
深澤｢正直俺は...死ぬほどモテましたね。笑｣
『ふっかさん、確かにモテてたよね〜笑』
目黒｢いつもこれしか言わないもん。｣
《目黒さんはどうだったんですか?》
目黒｢俺は学生の時はサッカー少年でした笑｣
《やっぱりモテてたんでしょうね!》
目黒｢いや全然っすよ、笑｣
『...嘘、自分もモテモテだったくせに。』
目黒｢ふっかさんの後は流石に言えないわ。｣
思い返せば中高生時代、蓮の告白現場に何度遭遇したことか。
時には、蓮のファンの女の子達から目をつけられていた時期もあったなぁ...
『蓮はさ、恋愛したいとか...思わなかったの、？』
目黒｢うーん...ない。｣
目黒｢彼女とか作るよりも普通にAといる方が平和そうだし。｣
『えっ、』
それって...
こんな風に、彼はたまに私でも予想できない発言をする。
今まで、彼の下積み時代からずっと蓮を見てきたけど
現在に至るまで仕事の量や忙しさは格段と増えた。
だけど一つだけ変わらないこと。
この十数年間、当の本人は何も変わってない。
ずっと私の知っている“目黒蓮”だ。
だから私は今でもこの恋愛を拗らせてしまっている。
そのとき、ちょうど机の上に置いていたスマホが震えた。
画面に映るのは【明日飲み行くかー？】の文字。
食事中ということもあり、二つ返事で返した。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1972人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
y?(プロフ) - 鈍感な🖤が素敵🥹物語好きです！💜さんとの絡みも気になります！！ (2022年10月17日 11時) (
レス) @page11 id: a8178521aa (このIDを非表示/違反報告)
Rei(プロフ) - めっちゃ好きです！！更新待ってます！！ (2022年10月16日 17時) (レス) @page11 id: 426000beb8 (このIDを非表示/違反報告)
saki(プロフ) - はじめまして！！🖤くんのこの無関心な幼馴染な設定が結構好きで、今後ヒロインちゃんとどんな風に関係を変えていくのか楽しみです💗そして、💜くんの後輩最高です！！！更新頑張って下さい！ (2022年9月29日 22時) (レス) @page11 id: afb888858a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ゆむむ | 作成日時：2021年3月29日 0時
