プロローグ ページ1
「やぁやぁみなさんこんにちわ！
見た目は子供、体(の内部構造)は人外！！自分の絶望的なネーミングセンスのせいで『モンスターボーイ』というヒーロー名が定着してしまった高校生ヒーローエルド・ニコールだ。
俺は至って普通の高校一年生16歳、勉強は人並み以下で運動は得意のそこらによくいる普通の男子高生だった。ある日、科学者である父が研究を行っている部屋に好奇心で忍び込み、机の上に無造作に置いてあった父が研究していたであろう薬品が入っているフラスコを誤ってひっくり返し頭から被った。目か、口か、あるいは毛穴か。その薬品を体内に入れてしまった結果、俺は人間からかけ離れた身体能力を手に入れた。
視力が桁違いに上がり、単純なパワーも上がった(トラックなんて軽々投げ飛ばせるくらいね)殴られたりしたらもちろん痛いけど傷が瞬く間に治っていく。死 んだらさすがに終わるだろうけど。足も速くなり、飛躍力も大幅に上がった。まるで、ゲームでチートを使いパラメーター全てをカンストさせたみたいだ。
もちろん、すぐには受け入れられなかったさ。だが、先に思ったことがあった。
『憧れのヒーローになれるかもしれない』
ってね。実はニューヨークで有名なヒーローがいるんだ。『スパイダーマン』、聞いたことはあるだろう？アンチもいるみたいだけど、俺は彼に憧れた。生で見たこともあるんだ！こう、手から糸を出してひゅんひゅん素早く移動して、市民を無償で助けて悪党を倒して。でも決して殺 しはしない。
そんな彼に、俺は憧れた。俺もああなりたいと思ったんだ。その夢が、手の届く範囲まで来てる。この力を使いこなせれば…
その後すぐトレーニングを始めたね。父や母はそんな俺を訝しんだ。だから素直に話したのさ。怒られたけど。
トレーニングを始めて一ヶ月。やっと力を使いこなせるようになり、事前に準備しておいたコスチュームを身に纏った。スパイダーマンに憧れてるから、真似て全身タイツ。あ、どんな感じかは描け次第プロフィールに載せるよ。
ビルの屋上を駆け、ビルからビルへ飛び移り…やっと憧れの人を見つけた。赤がベースの、青と蜘蛛の糸を模した黒い線。ほっそりしながらも筋肉に包まれた肉体。綺麗でつい見惚れたね。
その人がいるビルの屋上に着地すると同時に彼が振り返った。不思議そうな顔で、
『初めまして。君もヒーロー？』
と声をかけてくれた彼に、俺はとびっきりの笑顔を見せた。
…マスクで隠れてたけどね」
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マァｧ - めちゃくちゃ好きだ…更新もうないのかな… (2021年5月7日 15時) (
レス) id: c48c2f524b (このIDを非表示/違反報告)
ニッコリ - 大好きです！！！すごく面白くて、素敵な物語で、続きが楽しみです！ (2021年4月8日 3時) (レス) id: 6e64ed9b4d (このIDを非表示/違反報告)
茄子猫 - なななな…なんこれめっさ好き…続き、続きが欲しいんじゃ〜！ (2020年7月25日 2時) (レス) id: 7d10cbdb72 (このIDを非表示/違反報告)
荒木田@夢主書くよ(プロフ) - 好きです、、スパイダーマンとデッドプールの小説ってあまり多くないし、尚且つ男主なので本当に楽しく読まさせてもらってます。無理をなさらない程度に更新頑張ってください！ (2019年7月24日 17時) (レス) id: 9bcfcfc66f (このIDを非表示/違反報告)
朝霧(プロフ) - めちゃめちゃ面白いです…！更新は自分のペースで良いので無理せずに…！！応援してます！！！ (2019年6月2日 23時) (レス) id: 9427ebaf7e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Rio | 作成日時：2019年1月6日 2時
