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すぐに口を割ると思っていたルフィはいつまで経っても真実を話していないらしく、拷問に遭っていた。

それを知ったわたしたちは三人で助け出し、あれだけルフィを毛嫌いしていたエースもルフィに優しくなった。まぁ、二人の喧嘩は絶えないけどね。その度にわたしとサボが宥めるのがお決まりとなった。


サボ「Aは今日も可愛いな!!」

エース「デレデレすんなサボ!!」

サボ「なんだよいいだろ!?」

『はいはい、喧嘩しないの。』

ルフィ「Aーー!!!」

『なぁに?ルフィ。』

ルフィ「ケッコンってなんだ!?」

「「!?!?」」

『……誰に吹き込まれたの?』

ルフィ「じいちゃんが将来はAみたいないい女とケッコンしろって言ってた!!」

『結婚っていうのはね、好きな人とずーっと一緒にいるってことだよ。』

ルフィ「へーー、じゃあおれ、Aとケッコンしてェ!!」

『………あら。』

サボ「何言ってんだお前!!」

エース「ルフィ、またてめェは変なことを!!!」

ルフィ「だっておれ、Aのこと好きだもん!!ずっと一緒にいてェ!!」

「「ダメに決まってんだろ!!!」」

ルフィ「痛ェ!!なんでだよォ〜〜!?!?」


こんな話をしたのが数日前だった。
わたしたちは今、ダダンの家を出て、自分たちだけで住めるところを作って4人で住んでいる。

夜中、わたしはサボと抜け出して二人でいた。


サボ「なぁ、A。」

『ん?』


こうして抜け出すのは初めてじゃない。

ルフィがこっちに来る前からエースやダダンの目を盗んで、サボと二人で会うことは何度もあった。だからサボがわたしをどう思っているのか、なんとなく察しはついていた。


サボ「おれ、Aのことが好きだ。」

『ふふ、知ってる。』

サボ「ルフィはあー言ってたけど、Aのこと誰にも渡したくねェ!だから……大人になったらおれとケッコンしてくれ!!」


そう言って渡されたのは立派なきらきら輝く指輪だった。
まさか、指輪を渡されて求婚されるなんて思ってもいなかったけれど、嬉しかった。だって。


『わたしも好きだよ、サボ。お嫁さんにして。』

サボ「へへっ!あ、その指輪外すなよ!」

『もちろん。』


わたしも、君が好きだから。





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設定タグ:ONEPIECE , サボ , エース、ルフィ   
作品ジャンル:恋愛
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Keiko03090407(プロフ) - 続き気になる(っ ॑꒳ ॑c)ワクワク楽しみに待ってます(*^^*) (2023年2月24日 14時) (レス) @page14 id: 0dc3919b36 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2023年1月12日 16時

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