被験体少女はし にたいようで。【wrwrd】II

同盟組まん？(軽い) ページ3

〜ロボロ視点〜

あれから3年ぐらい経ったやろか。



喪失感。

それしかなかった。



メンバーのみんなもそれは同じようで。






なあ、A。




…もう1度だけ。



君に会いたい…。







そんな中、俺の兄が会いにきた。

ったくこのブラコンが。(ちょっと嬉しい)


メンバーに紹介する。

「えーーっと……。俺の兄貴やで。名前はぺいんと。よろしくしたって。」



まあ案の定、メンバーたちは興味津々だった。


zm「はえー、ロボロのお兄さんかー！！俺、ゾムって言うねん。よろしくな！」


gr「お、おい。この人はな……



pi「あっ、ゾムさんよろしく！ぺいんとでぇーす！一応N国の国王やってるよ。」




……まあ、そういうことだ。…身をわきまえろ。」




kn「えっ、国王！！？兄貴すげえな！」

タメやめい。


ut「あ、どもー、僕です。



pi「え、誰。」



鬱いいますぅー。あだ名は大先生ですぅ。」


pi「なるほど、理解した！！！」



まあそんな感じで(どんな感じや)、他の人の紹介もしたんやけど。



俺は分かってた。

"N国"って聞いた途端に、メンバーたちの笑みは少し崩れて。





まだ脳裏に染み付いてる、彼女の記憶。




tn「…それで、ぺいんとさん。今日のご用件は？」



…トントン、何徹目や。

声にハリがないで…。



pi「あっ、そうそう！忘れてたよー。




tn「忘っ……(汗)」

「慣れろ、トントン。」



tn「……おぅ…。」






俺らN国と、同盟組まない？ちょっと強い国に煽られてて。」


皆「「「………。」」」







「…は？」


1番最初に声を発したのは俺。

いや、普通そうなるやん。






「えっ、ちょ、兄さん？本気！？」





pi「え？うん。」(さらり)




さらっとこの人はぁあぁあぁ！！






gr「フッ…ハハッ、面白い！！是非組ませていただこう。」


グルッペええええええええええええン！！！

面白さで決める癖を治せやぁ！！






ー30分後ー



「……はぁあ…。」

結局決まってしまった…。





戦争の下調べ大変なんやぞ！！

おおん！！？←



そんな思いもむなしく、俺は今、メンバーや兄貴と一緒に監視機器の前。

耳にはインカム。






紅と白の、グラデーションだ。

これを作ったのは、確か去年。






思い出してまうんや。



クソみたいな奴らだって自分でも分かってる。


勝手に疑って

傷つけて

挙げ句の果てに

壊した





「…もう1度。」


誰もがそう思ってるんやよ、A…。

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