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「お前…」
匠「何」
家に帰ってきて
俺が大嫌いなあいつに
思わず話しかけてしまった
「何って…その…」
あいつはいつもの通り
怪訝そうな顔をする
匠「何ってば」
「その顔…!どうした…んだよ」
最初不思議そうに顔を歪ませたあと
匠「あー……」
と、少し黙ったあと
匠「何もない、ただちょっと…」
その言葉に違和感を感じたけど
それ以上を喋ろうとしないそいつに
俺はそれ以上を求めはしなかった
「あっそ」
その時は
死ぬほどどうでもよかったのかも
その時のそいつの顔は
明らかに叩かれたか殴られたか
アザが出来ていた
別に喧嘩ぐらい
気にするほどのことでもないし
「別にいいならいいけどー」
相変わらず無表情のあいつを
横目で見たけど
やっぱり
気に入らないね
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キキ//8Z(プロフ) - かとれあさん» うわあありがとうございます!!!(号泣)ちょっと更新速度遅くなるかもしれないですができるだけ頑張ります…!!!!!!! (2018年3月29日 16時) (レス) id: 7d68626159 (このIDを非表示/違反報告)
かとれあ(プロフ) - 夜遅くにすみません!この作品とっても大好きです!!次の更新楽しみにしてます(*^^*) (2018年3月29日 2時) (レス) id: 3fa9c6cc95 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:キキ//8Z | 作成日時:2017年4月13日 21時