School life（１０） ページ11
……さっき、なんで解答するのに間が空いたんだろう。
いつもならすぐ答えるのに。
そんな深刻に考える必要、ないのかな…？
にしても、隣を歩くリヴァイは私と然程身長の差がない。
やっぱり高校生の年齢になっても伸びないということは、手遅れなのであろうか…。
『(ﾎﾞｿｯ可哀想に……』
リヴァ「A、"可哀想に"とは何に対して言っている。」
『そりゃもう、リv((聞こえてたの!?』
リヴァ「あぁ聞こえた。で、そりゃもう、なんだ」
うぅ、何か、何かないか…誤魔化せるもの!!
『あ！』
リヴァ「…？」
辺りを然り気無く窺うと、あるものが目に入った。
それの近くに歩みより、手に取る。
『あ、空き缶;;』
リヴァ「A、薄々感ずいていたが、頭がイカれたか？」
『いやそんな真顔で言われるとなんか傷付く。
えっと…空き缶って、
造られた当時から大きさが変わらないから((リヴァ「俺に似ているとでも言いたいのか。」そうそう……ぁ。』
リヴァ「てめぇ」
『あぁ！私ぃ買い物頼まれてたんだぁ！
てことで！』
ﾊﾟｼｯ
立ち去ろうとしたが勿論無理だよな…。
思いっきり右手首を掴まれて逃げられません(涙)
リヴァ「嘘をつくな」
『ゆ、許して？』
リヴァイに睨まれているので、反対にちょっと…いやめっちゃ可愛らしく、上目遣いで言ってみた。
リヴァ「っ…ちっ気持ちわりぃ目を向けて言っても無駄だ。……まぁいい。
今日は散々しばいたからな。」
私のきゅるきゅるアピールを無駄にしやがったな!!と思ったが、それを言うとまたしばかれる危険性があるので、口には出さなかった。
『…ふぅ。ありがとう(苦笑)
あ、もしかして、マンションってここ？』
少しずつ歩いた末、目の前にはマンションがあった。
リヴァ「そうだ。じゃ、後は一人で帰れ。」
『うへぇ〜冷たいなぁ』
リヴァ「なんだ？俺に付いてこいと？」
…うん？そうなのかな？
いや……
『んな訳あるか』
リヴァ「…そうか。じゃあ明日の朝な」
.
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愛里 - メチャクチャ面白かったです！！！！ (2022年4月9日 11時) (
レス) @page37 id: 825e1873ea (このIDを非表示/違反報告)
みゆ(プロフ) - ヤバイ！めっちゃ面白い！！まだ半分しか読めてないので続きも楽しく読ませていただきます！ (2020年5月11日 5時) (レス) id: fa36a244e5 (このIDを非表示/違反報告)
ラト - 神作品!!!面白かったですありがとうございます! (2020年3月7日 22時) (レス) id: 8c4c38e0a5 (このIDを非表示/違反報告)
ここ - 面白かったです！\(//∇//)\ (2019年1月7日 14時) (レス) id: bb460f2755 (このIDを非表示/違反報告)
ミカン(プロフ) - エレリヴァもリヴァエレもいいよね←腐女子であり夢女子 (2018年7月27日 15時) (レス) id: e0582b697e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Double G | 作者ホームページ：
作成日時：2016年8月20日 15時
