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『えと、P機関所属の星見です！今日からお世話になります！』
そう言って頭を下げれば、周りからパチパチと拍手が起こる。
こういう言い方は好きではないが、リズリンの人達は見た目に反して優しい人達が多いようで安心した。
いや、この言い方には語弊がある。
リズリンの中でもRa*bitsはスバルの言ったとおり見た目からして優しく愛らしいユニットだった。
リーダーの身長も自分とそんなに変わらないぐらいで、なんでも歳まで皆自分と同じだと言う。
が、問題はその他である。
UNDEADと紅月。
この二つはなんかもう雰囲気からして強く、戦闘力に関しては常人より頭一つ飛び抜けているAから見ても強者揃いだった。
その上全体的に大きい。常に数メートル距離をとって話さないと首を痛めそうな人が複数人いた。
「P機関……というとあんずの嬢ちゃんの後輩かえ。くっくっく、これは期待できそうじゃのう」
『嗚呼はい！あんず先輩にはお世話になっ、て……』
首を痛めそうな人その1(A命名)にそう言われ、視線を上げ……思わず硬直した。
「？どうしたんじゃ、そんなに我輩の顔をまじまじと見て」
『この前看病してくれた人……じゃ、ないですよね？』
「看病？」
だって顔を上げた先に見た顔はあの日、不審者の攻撃を受け倒れた自分を看病してくれた顔と瓜二つ。
確か彼にはあの日名乗ってもらったはずだが、『女の子みたいな名前だ』と思ったこと以外の記憶がない。し、そもそもESのアイドルは皆女の子みたいな名前で判別がつかなかった。
それはともかく、心当たりが一切ない首(以下略)はきょとんとAの顔を見つめるばかり。
いや絶対この顔だったはず、と譲らないAも他の情報を思い出そうと彼の目をじっと眺める。
そんな状況に終止符を打ったのは銀髪金目の青年である。
「そういえばこの前リッチ〜が“体調崩したプロデューサーの面倒を見た”っつってたからそのことじゃねーか？」
『りっちー』
「嗚呼、朔間凛月くんのことね。それでこっちの人は兄の朔間零。似てるから間違えちゃうよね〜」
聞きなれない単語を反芻するAに、そう注釈をいれてくれたのはUNDEADと金髪の青年だ。
なるほどと納得すると共に、その事実に血の気が引くのを感じる。
だって、UNDEADはトップアイドルと名高いユニットだ。
そこに所属している人と、血縁とはいえ他人と間違えるだなんて人によっては逆鱗に触れるようなものだ。
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紅鮭@くじら(プロフ) - 甘風さん» 星見のキャラを気に入っていただけてすっごく嬉しいです〜！ありがとうございます(..›ᴗ‹..) 更新がんばります！！ (2022年12月9日 16時) (
レス) id: f1236c4d6f (このIDを非表示/違反報告)
紅鮭@くじら(プロフ) - みるタピさん» コメントありがとうございます！そろそろ更新速度戻す予定なのでこれからもよろしくお願いします！(⑉• •⑉) (2022年12月9日 16時) (レス) id: f1236c4d6f (このIDを非表示/違反報告)
甘風 - とっても面白くて好きです！更新頑張ってください！星見ちゃんのキャラが良い...！ (2022年12月5日 23時) (レス) @page33 id: e3065dc72d (このIDを非表示/違反報告)
みるタピ(プロフ) - とても楽しんで読ませていただいています！テスト大変だと思いますが頑張ってください！ (2022年12月5日 18時) (レス) @page33 id: c5e7b71543 (このIDを非表示/違反報告)
紅鮭@くじら(プロフ) - 立花さん» 立花さん、コメントありがとうございます！！正直ギャグには全然自信がないのでそう言っていただけて嬉しいです！笑 更新がんばりますね〜！！ (2022年9月30日 21時) (レス) id: f1236c4d6f (このIDを非表示/違反報告)
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