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「Buona sera、リゾット。君から来てくれるとは珍しいね!そんなに私に会いたかったの?」
暗い路地裏で、ケラケラと笑いながらAはゆったりとした口調で話す
「そんなんじゃあない。部下がナンパやら任務で用事があったらしいからオレが来ただけだ」
綺麗な銀髪を月明かりに照らしながら、リゾットは口を開いた。
彼の顔には少し眉間にシワが寄っていたが、部下のことでそうなっているわけではないらしく、目の前にいるAの質問のせいでなっているらしい。
(どうせあいつらは用事が無くともオレに任せるだろうしな)
「何で私のノリに乗ってくれないんだ!?イタリアーノだったらそうだよシニョリーナ的なことを言ってくれてもいいでしょ!?綺麗な目をしているのだから私はイチコロだよ!?」
「オレがそういう事を言わないのはわかっているだろう。そしてオレの目が綺麗だとか言っているが、黒目が大きいだけだからな?」
早く仕事の話をしてくれ、とリゾットはため息混じりに呟いた。
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作者名:ですしお寿司 | 作成日時:2019年2月26日 23時