第8話 ページ9
あのあと下着や歯ブラシ、タオルを買ってさて、気付けば夕方になっていた。
次はどこへいこうかと竹下通りを歩いていると、なにやら聞き覚えのある曲が流れていることに気が付いた。
「あれ、この曲って…」
「知ってる曲？」
「うん、なんか最近すごく人気のある曲っぽいんだよね。」
そしてなんとなくその音楽が聞こえてくる方向を見ると。
「…えっ？」
「どうしたn………えええぇぇぇえっ！？！？ちょっ、ｶｯ…！えっ！俺ェェェェェエェエ！？！？えエエエエ？！？」
視線の先のアニメグッズショップの前においてあるテレビに、善逸くんに激似なキャラクターが映っていた。
いや、なんとなくわかる。これは間違いなく善逸くんだ。
「たっ、炭治郎ぉぉ！？伊之助に禰豆子ちゃん！？！？えっ！？えっ！？どうなってんの！？！？」
「これに写ってる人たちって善逸くんの知り合い？」
「知り合いだよぉぉお、炭治郎ぉぉぉ…禰豆子ちゃあん…伊之助ェ……うっ、ううっ」
いくら2日ぶりとはいえ急に元の知り合いを目の前にした善逸くんはポロポロと泣き出してしまった。
なだめても泣き止む様子のない善逸くんの手をしっかり握り、そのアニメショップで炭治郎というキャラクターの耳飾りをモチーフにしたネックレスを購入し、善逸くんに持たせた。
そしてすぐに買い物を切り上げ、家に帰った。
帰り道でも家についてもずっと泣きっぱなしの善逸くんを着替えさせ、ベッドに寝かせた。
ずっと炭治郎くん(？)のネックレスを手放さなくて、でももう片方の手では私の腕をがっしりつかんでいて、でもって泣きっぱなしだから隣で眠るまで一緒にいた。
もともとすぐ泣く子だなとは思っていたがこれに関しては無理もない。
やっと眠ってくれて手の力が緩んだのでテレビでも見ようかと思ったが、ベッドの近くにノートパソコンを持ってきて、善逸くんの隣で善逸くんのことについて調べた。
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佐藤(プロフ) - おもちさん» コメントありがとうございます、読んでいただけてとても嬉しく思います。今後とも是非楽しんでいただけると幸いです。 (2020年1月22日 20時) (
レス) id: 0cfa96154e (このIDを非表示/違反報告)
おもち - コメント失礼します！楽しみにしてます！ (2020年1月22日 17時) (レス) id: 203d84a786 (このIDを非表示/違反報告)
佐藤(プロフ) - 、さん» ご指摘ありがとうございます。投稿前およびただいま確認致しましたが、当方での表示はオリジナルフラグを外した状態になっております。恐らく不具合です。運営の方に報告させていただきますので今しばらくお待ちください。 (2020年1月22日 10時) (レス) id: 0cfa96154e (このIDを非表示/違反報告)
、 - オリジナルフラグ外して下さい違反ですから。作品作る前にルールくらいちゃんと確認して下さい (2020年1月21日 21時) (レス) id: 2c31b91da6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：佐藤 | 作成日時：2020年1月20日 23時
