(お忍びデート) ページ17
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神山｢A、明日遊ばへん？｣
昨日、初めて神山くんから遊びのお誘いを受けた。
断ってまた悪口言われるのも嫌だったから、
迷いもなくOKした。
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OKしたのはいいんだけど、
神山くんがなかなか待ち合わせ場所に来ない。
待ち合わせ場所を間違えたのかなと思って、
スマホの画面を何度見ても場所は間違ってなかった。
もしかして、、、
すっぽかされた、？！
わざわざメイクもして、
服もお洒落な神山くんと並んでもいいように選んで、髪だってゆるふわに巻いてきたのが、
凄く馬鹿らしく思えてきた。
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それでも一応30分は待とうと思って、
スマホいじりながら待っていた。
時計を見ると針が来た時より半周回っていた。
もう、帰ろうかな。
そう思って駅の方に歩き出した。
神山｢A！ごめん！｣
驚いて声の方に振り向くと、
走ってきたのか息を切らした神山くんがいた。
神山｢ごめんな、ちょっと買いもんしててん。｣
『いいですよ、私も今来たばっかですし。』
神山｢ホンマ？よかったぁ〜｣
『どこ、行くんですか？』
神山｢ん？秘密やで。あ！これ、被っとき！｣
渡されたのは、スパンコールが光る、
少し派手めなキャップ帽。
神山｢お前と遊んどるとかバレたらファン減るからな。｣
言葉は冷たくても、顔はいつもとは違う優しい表情。
そのままでいて欲しかったから、
バレないように帽子を深く被った。
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かなりの距離を歩いて、そろそろ暑くなってきて、
汗もかいてきたから、帽子を浅めに被った。
- ｢あれ？Aと神ちゃんちゃうん？｣
そんな声が聞こえてきたから、
慌てて帽子を深く被った。
神山くんはそんな声聞こえてないように、
まだニコニコしていてほっとした。
-｢なぁ。｣
突然後ろからドンと押された。
誰かにぶつかったかな、顔は下を向いたまま、
振り向いて小さく会釈した。
小瀧｢なぁにしてん？｣
帽子をパッと取られて顔を上げると、
ニヤニヤした小瀧くんがいた。
『...えっと、』
神山｢デートやから、邪魔せんでくれへん？｣
『えっ？』
小瀧｢...は？笑何してんの神ちゃん。｣
神山｢やから、デートやっつってんねん。｣
小瀧｢あっそ。バレんようにせなアカンで？なっ？｣
蹴ってくる時と同じ表情。
小瀧くんに恐怖を感じて、逃げるように走り出した。
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ゆうか - 私もそう思います (6月1日 19時) (
レス) @page21 id: d02afe0d8b (このIDを非表示/違反報告)
なな - 更新楽しみです！早く続き見たい！ (2018年3月12日 18時) (レス) id: 5c102913f8 (このIDを非表示/違反報告)
やさきみ(プロフ) - 紅一点の中でも特に面白い作品です！メンバーサイドの方はたまに取り入れる感じでいいと思います！たまにの方がまとまっていいと思いますし！これからどうなるのかが楽しみです！テスト頑張ってください！応援しています！ (2018年3月7日 16時) (レス) id: 2b88adeffc (このIDを非表示/違反報告)
結菜 - メンバーの気持ちを考えながら読んでいます！すごく面白いです(^-^) (2018年3月3日 21時) (レス) id: f0dc50b31a (このIDを非表示/違反報告)
りず(プロフ) - むっちゃ更新楽しみにしてます！！ (2018年2月27日 20時) (レス) id: 436314da57 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きびだんご | 作成日時：2018年2月21日 6時
