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──────走れ、走れ。持っている力を使え
荷物を手にしながら累くんの元へ走る
…いったいなんなんだ、この嫌な感じは
赫子を出して全力で山へ戻ったが、思ったより時間がかかってしまったようで、日は完全にもう暮れていた
｢累くん！？何かあったのか！？｣
｢おかえりA兄さん…大変だよ、また鬼殺隊だ。しかも昨日とは違って増援の量がとても多い｣
｢は…！？またアイツらが来たのか……一滴の血すら残さぬようにしてきたというのに、どうしてこの山のことが分かったんだ｣
前々からこの山は少し目を付けられていたから昨日鬼殺隊が来ていたのは納得する
けれど、今日になってこんな急に、それも大人数で仕掛けてくるか…！？
本部に戻られて、鬼殺隊全体にこの事が伝わらないように、昨日この山に来た増援を含めた奴らは全て手を下した
………もしやあの喧しくて煩い鴉か
焼き鳥にしておけばよかった。
あの鴉は連絡用らしいから、そこから伝わったのだろう
とりあえず累くんが無事でよかった
偽りの家族とはいえ、情を持ってしまったんだ
鬼は群れないというけれど、喰種は違ったから
それなりの仲間意識はあったし、情もあった
''あんていく''
あれなんてほんと、喰種の仲間意識の塊みたいな集団だろ
ピエロの仲間意識がどーだったかなんてのは分からないけどな
少なくともウタとイトリとは友達だよ
｢累くん、これあげるよ。昨日言ってたヤツ｣
｢A兄さん？鬼殺隊が来ているこんな時にあれだけどありがとう｣
｢御守り。累くんがやられるとは思えないけど持ってて。
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25 - 一気に読ませて頂きました！とても面白いです。続編おめでとうございます！ (2019年12月9日 17時) (
レス) id: 8a05a5b115 (このIDを非表示/違反報告)
わす(プロフ) - 続きいきましたけどまだ形作っただけなので少々お待ちを (2019年12月5日 16時) (レス) id: a4e37fc9fa (このIDを非表示/違反報告)
わす(プロフ) - またちまちま更新していきたいと思います (2019年11月27日 23時) (レス) id: a4e37fc9fa (このIDを非表示/違反報告)
わす(プロフ) - 本誌がやべぇ。 (2019年11月27日 23時) (レス) id: a4e37fc9fa (このIDを非表示/違反報告)
わす(プロフ) - 短気っきーさん» ありがとうございます！更新また再開しましたのでよろしくお願い致します (2019年11月27日 23時) (レス) id: a4e37fc9fa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：わす | 作成日時：2019年8月22日 15時
