マギよりも上をゆく美少女は正体を隠してシンドリアに住んでいます【マギ】

嘘が2つ ページ5

そもそも私がグレフィーアという事を隠してここ、シンドリアに滞在しているのには、当然理由がある


1つは、狙われたくないから


私の力なら簡単に対処出来るが、流石に大勢を一気に仕留めるのは困難だ。
ましてそこに金属器使いが沢山いたら、軽く戦争になってしまう。
それは絶対に嫌だ。


2つ目は、グレフィーアと知られ、特別扱いされるのが嫌だから


まあ、そのまんま





…と、この私の静かな(？)生活を壊されるのも、あと少し







〜♪〜♪〜




A「ふぅ、これで良いか…」



一通りの準備を終え、布を取る



A「皆さぁーんッ！久しぶりの夕方オープンですよぉーッ！！！」



と叫ぶと、




「「おぉーーーーッ！！！」」



と叫びながら、スタンバっていた人達が一斉に走って来る







…数分経って、果実も残りほんの僅かとなった今、そろそろ終わりにしようかと思っていたら、









「よォ！！バカ殿ぉっ！！！」




ズダァァァアアアアアンッ！！！！





な、何っ！？






「キャーッ！！助けてぇーッ！」


「あぁっ！どうか殺さないでぇっ！！」





…何、これ……




…うるさい


あの黒団子、ここがどこか分かってんのかな？



しかも、この国の王、シンドバット様までいらっしゃる…



シンドバット「ジュダル！！俺は良いとして、国民を巻き込むのは止めてくれ！！」



ジュダル「ならよォ、さっさと俺と世界征服しようじゃねぇか！！」




…へ？


せ、世界征服…っ！？






ガキなの！？え！？ええっ！？←
もしくは厨二病！！？←


と、とにかく、あれは堕転したマギだ


厄介だから、とっととこの国から去ってもらわなくちゃ…









「ねえ、ちょっと静かにしてくれる？」

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