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『爆豪お前重いんだよ！痩せろ！』
爆「はあぁ？？」
流石に人一人は重い。もう疲れた。帰りたい。
転移させた瞬間に疲労がどっと押し寄せたのでもう瞬間移動は使えないな。
鉄「おい！氷がこっちに来てるぞ！」
下を見れば轟の氷結が地面を這って足元に追いつくところだった。上鳴の放電を直に浴びたのに、まだ動けるなんて予想外だ。
さてどうする。逃げたところでどうにかなるか？氷の方が断然早いと思うし、いやしかし。
考えすぎて指示が遅れ、騎馬三人の足元が凍りついた。動いてどうにかなるものじゃない。
《あと十秒！》
『いばらちゃん！もう一回！覆って！』
塩「了解ですわ！」
前面をツタで覆った途端に、ツタが下からぼろぼろと崩れていった。いや、凍りついて割れていったんだ。
薄い防壁が意味をなさず、私が身構えていると、今まで見たことがないくらいに飯田が加速した。
あっという間に後ろに回られ首からハチマキが抜けて行くのがわかる。確認すれば、綺麗に一千万だけ取られていた。
実況の声があと五秒だと告げる。五秒！？
振り返る時間も惜しい。私は即座に一千万を諦め一番近くで轟の氷結の巻き添えを食らっていた、B組の女子チームのハチマキを狙った。確か手がおっきくなる子だよね！
ハチマキが手元に落ちてくると同時に違和感があった。何か別のものまで連れてきた。
彼女の首元を見れば、体操服の襟が小さく切れていた。
《タイムアーップ！！》
＊＊＊
拳「だから、本当に首はなんともないって、だから落ち着いて…」
『いやでも一応保健室行きましょう！万が一ってこともあるし！』
試合が終わって真っ先に拳堂ちゃんの安否を確認しにいった。
焦りすぎてハチマキを取る際に襟まで巻き込んだらしい。襟元が切れていたんだから、首まで怪我していたらどうしようかと思った。
『ほんとにほんとにごめんなさい…』
拳「いやだからなんともないって…」
@@@
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泡瀬くんと塩崎ちゃんと鉄哲の口調が迷子なんですが、変だなって思ったらコメントで教えてくれるとありがたいです。
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率(プロフ) - とむらさん» 確かに…原作で大事になってきそうですね…今まで戦闘訓練も二人組にしてたけど三人組にすればいい話ですね！すみません、次回から青山くん編入させます！ほんとコロコロ変えてしまって申し訳ない… (2018年10月15日 2時) (
レス) id: 50d8353751 (このIDを非表示/違反報告)
とむら(プロフ) - 青山居ないって大丈夫ですか？原作の方で意外と重要な気もするのですが……もしそれも踏まえてB組にしたのならすみません。 (2018年10月14日 21時) (レス) id: fe1253ce58 (このIDを非表示/違反報告)
率(プロフ) - †NANA†さん» 本当だ…ご指摘ありがとうございます！恥ずかしいミスをしておりました… (2018年10月12日 17時) (レス) id: 50d8353751 (このIDを非表示/違反報告)
†NANA†(プロフ) - ページ6で、「上から四番目」ではなく「上から三番目」だと思います。 (2018年10月12日 16時) (レス) id: 288d462176 (このIDを非表示/違反報告)
率(プロフ) - 琥珀さん» 青山君は人数的な事情でいません。ごめんなさい…彼はB組に行ったんです。多分夢主ちゃん体育祭の組み合わせや期末の試験も青山君のポジションになるかと… (2018年9月22日 6時) (レス) id: 50d8353751 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：率です | 作成日時：2018年9月1日 18時
