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『はー!』

蛙「随分と明るいため息ね」

『うーん、ちょと元気ないん。分けておくれ』

蛙「ケロ」

思いつきで言って見たはいいものの、梅雨ちゃんは唐突に私を持ち上げて自分の膝に座らせた。チビなのが浮き彫りになる。だが梅雨ちゃんの膝に乗れるくらい身長が低いことを喜ぶべきだろう。

『むぅ?嬉しい、が、なんか屈辱、だが、嬉しい』

蛙「ケロケロ、何かあったの?」

『なんというか、あのUSJで、オールマイトの戦いを見てるだけでなにもできなかったなぁ、と』

蛙「そんなことないわ。相澤先生や、私だって移動ちゃんに救われたのは事実よ」

梅雨ちゃんの慰めに私も感動の涙を流していた。

切「そうだ!あそこで言ってたこと、すげえカッコよかったぜ!」

緑「僕もそう思ったよ!」

峰「おい!おいらも乗せろ!」

切島や緑谷も集まってきた。私は未だ梅雨ちゃんの膝の上に座り続けていた。

思い返せば恥ずかしいセリフを吐いたものだ。結局あの後勝手に気絶したのに。

芦「え?なになに、なんて言ってたの?」

緑「それが__」

『いや、緑谷!言うな!頼むから言わないで!?』

切「いいだろ。減るもんじゃねえし」

『私の気力が減る!』

なぁんだ、と諦めていた教室で誰かが言った。

轟「オールマイトはみんなを助けるのに、なんで誰もオールマイトを助けねえんだ、って言ってたぞ」

がた、と私が梅雨ちゃんの膝から降りると同時に誰かが私の目を塞いだ。なるほど、これでは轟を大気圏まで飛ばすことができない。短期間で弱点を見抜かれていた。

『ああぁあ!あの半分野郎を社会的に殺してやるんだ!離しやがれ!』

切「思ったけど移動って結構口悪いよな…」

暴れようとしたが誰かに手まで押さえつけられていた。

蛙「ケロ、そんなこと言ってたのね移動ちゃん」

麗「かっこええわぁ!」

羞恥に顔が真っ赤になったのがわかった。恥ずか死ぬ、とはこういうことだろうか。

『あのインドネシアの国旗みたいな奴と聞いたやつ全員殺して私も死ぬ!』

轟「…悪りぃ」

『悪りぃじゃねえよ!!』

緑「インドネシアの国旗?」

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作品ジャンル:アニメ
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(プロフ) - とむらさん» 確かに…原作で大事になってきそうですね…今まで戦闘訓練も二人組にしてたけど三人組にすればいい話ですね!すみません、次回から青山くん編入させます!ほんとコロコロ変えてしまって申し訳ない… (2018年10月15日 2時) (レス) id: 50d8353751 (このIDを非表示/違反報告)
とむら(プロフ) - 青山居ないって大丈夫ですか?原作の方で意外と重要な気もするのですが……もしそれも踏まえてB組にしたのならすみません。 (2018年10月14日 21時) (レス) id: fe1253ce58 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - †NANA†さん» 本当だ…ご指摘ありがとうございます!恥ずかしいミスをしておりました… (2018年10月12日 17時) (レス) id: 50d8353751 (このIDを非表示/違反報告)
†NANA†(プロフ) - ページ6で、「上から四番目」ではなく「上から三番目」だと思います。 (2018年10月12日 16時) (レス) id: 288d462176 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 琥珀さん» 青山君は人数的な事情でいません。ごめんなさい…彼はB組に行ったんです。多分夢主ちゃん体育祭の組み合わせや期末の試験も青山君のポジションになるかと… (2018年9月22日 6時) (レス) id: 50d8353751 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:率です | 作成日時:2018年9月1日 18時

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