ひゃくきゅうじゅうはち ページ17
訝しげな数人を残し、天然組は中身が彼らにとっての宝が入っていなかったことを残念がった。
ゾ「チッ、酒じゃなかったのかよ」
ル「肉じゃなかったのかよ〜」
そしてその直後急激に天候が変わり、黒い嵐の対応に追われ一味の記憶から赤い閃光弾は都合よく薄れていった。
＊＊＊
黒い嵐に見舞われ、なかなか骨が折れたが嵐を抜けた。しかし抜けた先は黒い霧が漂う不気味な静けさに包まれた海だった。
どうやら、魔の三角地帯に完全に入った。
幽霊船の噂に怯えるもの、宝を求めてあちこちを見回すもの、そしてサニー号の背後に浮かぶ幽霊船と、その船に乗るガイコツの第一発見者は私だった。
『…』
ガイコツがいる。船のヘリにもたれ鼻歌を歌いながら、優雅にお茶を飲んでいた。
まあ流石にブルックだとはわかるがここでルフィたちを呼んでしまっていいんだっけ。目が合ってしまった手前私はとりあえず挨拶をする。
『こ、こんにちわ』
ブ「おや、麗しいお嬢さん。こんにちわ」
そしてブルックを乗せた幽霊船は波が揺れるのに任せてゆっくりと離れていった。
とりあえずルフィたちを呼びに行こう、と振り向いた手前、口をあんぐり開け私の背後で勢揃いして固まっている麦わらの一味に驚いた。
『っくりしたわぁ』
ウソップとチョッパーはどこから見つけてきたのかお祓いと十字架の幽霊対策のフル装備だ。
ナ「え…？今、喋ってたわよね……？？？」
ロ「ハキハキと、それも生きている人間のようにね」
ル「すっげえ！！！！」
その後、テンションが上がりすぎておかしくなったルフィの船長命令で、サニー号をその幽霊船の横に寄せ
心の中で二人に謝った。
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不在証明(プロフ) - 一気読みしました！とても面白かったです！ついにシャボンディ編ですね！その後のお話も好きなエピソードなので更新楽しみにしています頑張ってください！ (2021年10月9日 1時) (
レス) id: 0bad24017f (このIDを非表示/違反報告)
葉月 - 久々に見にきたら更新されてて嬉しいです。楽しみにしています！ (2019年5月7日 18時) (レス) id: e1b44d4df8 (このIDを非表示/違反報告)
ホタル - おぉ！しばらく見ない間に更新されてる...！いつも応援してます。個人的には２年の空白の間で夢主ちゃんが何をするのかがすごく楽しみです！ (2019年5月1日 3時) (レス) id: 6fae34f835 (このIDを非表示/違反報告)
歌恋 - とっても面白いです！更新楽しみに待ってます！頑張ってください！ (2019年2月18日 18時) (レス) id: bd711dd19d (このIDを非表示/違反報告)
ちきん - 200話突破、おめでとうございます！いつも更新を楽しみにしています！これからも頑張ってください！応援してます！ (2018年11月29日 20時) (レス) id: eca632b0ba (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：率です | 作成日時：2018年11月3日 8時
