ひゃくきゅうじゅうろく ページ15
ウソップが船員への愛を叫んだ瞬間、フランキーの秘密兵器は用意が整ったようで、ものすごい勢いで船が宙へ吹っ飛んだ。
フ「新兵器、風来バーストだ！！」
なんでも、コーラを原料にジェットが噴出されているらしい。なぜコーラを原料にする必要があるのか全くわからないがそこは突っ込まないことにした。
しかし。
サニー号が宙を待った瞬間全員、その感覚がメリー号で空島へ吹っ飛んだときと同じ感覚だと考えていた。まさに泣ける話だろうしみんな感動していたのだが私にとってはトラウマしかない。
『っ、む、むり、もうやだ、下ろして！！』
毎回海軍に襲われたらこの秘密兵器を使う気だろうか。
開発したフランキーを恨もうと思う。
フ「おめえさん高いところが怖かったのかよ」
『今度使ったらビンタするぞ！ほんとにビンタするぞ！使うなよ！フリじゃないからな！？』
＊＊＊
海軍の奇襲をくぐり抜けサニー号は魚人島、の手前にある難関、魔の三角地帯を目指していた。
そろそろ怪しげな樽と幽霊船にエンカウントしてもいい頃なんじゃないかと思っていた最中、私はやっと肩の怪我が完治し包帯が取れた。
今まで通り動くが白い肩に思いっきり銃瘡のような跡が付いている。
『はぁ、今度あの猫に会ったら去勢してやろ』
真顔で考える私だった。
＊＊＊
かれこれ一週間が経過した。樽はまだ現れない。しかしその魔の三角地帯という海域が近いようで、怪しげな雲行きだとナミが言っていた。
そしてやっと、海神御宝前と書かれた樽が海に浮いているのをルフィが発見する。
ル「宝って書いてあるぞ！肉！？肉だろ！？」
ナ「違うわよ、これは流し樽といって、誰かが航海の無事を祈って海の守護神にお供え物をしたって事よ。中を飲んで、また酒を詰めて流すの」
と、ここまでは酒樽を開ける方向に向かっていたのだが、チョッパーの一言で私は少しだけ慌てた。
チ「酒だるって言うけど、酒の匂いなんてしねえぞ？」
『いや大丈夫。ルフィ開けていいぞ』
嫌な雲行きになりそうなので手早く開封を促すことにする。
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不在証明(プロフ) - 一気読みしました！とても面白かったです！ついにシャボンディ編ですね！その後のお話も好きなエピソードなので更新楽しみにしています頑張ってください！ (2021年10月9日 1時) (
レス) id: 0bad24017f (このIDを非表示/違反報告)
葉月 - 久々に見にきたら更新されてて嬉しいです。楽しみにしています！ (2019年5月7日 18時) (レス) id: e1b44d4df8 (このIDを非表示/違反報告)
ホタル - おぉ！しばらく見ない間に更新されてる...！いつも応援してます。個人的には２年の空白の間で夢主ちゃんが何をするのかがすごく楽しみです！ (2019年5月1日 3時) (レス) id: 6fae34f835 (このIDを非表示/違反報告)
歌恋 - とっても面白いです！更新楽しみに待ってます！頑張ってください！ (2019年2月18日 18時) (レス) id: bd711dd19d (このIDを非表示/違反報告)
ちきん - 200話突破、おめでとうございます！いつも更新を楽しみにしています！これからも頑張ってください！応援してます！ (2018年11月29日 20時) (レス) id: eca632b0ba (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：率です | 作成日時：2018年11月3日 8時
