ひゃくきゅうじゅうさん ページ12
フ「あー、なんだ、その、あの長っ鼻、待たなくてもいいのか？」
ルフィの返答はこうだ。
ル「待ってたさ、ガレーラの部屋でずっと待っていたけど来なかった。それが答えだ。海賊はやめねぇだろうから、そのうち海で会えるといいなー！！」
スッキリ、過去のことはすっぱり忘れたように聞こえるがルフィの顔面は蒼白で汗まみれである。動揺しているのが誰の目にも明らかだ。
船が完成するのを待つ間、ウソップが仲間に戻してもらうために浜で予行演習をしてる、とサンジから聞いたチョッパーとルフィは嬉々として迎えに行こうとした。
しかしそれをゾロが刀まで抜いて止めたのだ。迎えに行くなら今度は自分が抜けてやるぞ、と。男の嫉妬は見苦しいと思わないか？
自分でもゾロの意見には賛成だ。あの件は譲歩しなかったウソップがほとんど悪い。しかし暴力なしで話し合う必要があるのは事実だと思うのだが。
まああの脳筋、あれからずっと意見を変えずに扉の前で待機して、外出するもの全員にどこに行くのかを聞いていた。
せめてウソップを待っていようとルフィがずっとあの宿を離れなかったが、ウソップはついに現れなかった。原作通りだと言えば全て収まるがそうそう簡単な話ではない。
せめて自分の存在のせいでウソップが船出間近まで現れなかったらそれはとんでもないことになるな、とため息をついていた。すると浮かない顔をしたチョッパーに服の袖をクイっと引っ張られ軽く萌え死んだ。
『ゲッ、ゲホッ、ちょ、チョッパー、どうした？』
チ「あのな、Aは未来が見えるんだよな？じゃあ俺はこの先ウソップにあえるのか？もうあえないなんてことになったりしないか？また三人でバカやりたいな、って、俺、俺ぇ…」
そこでチョッパーは泣き出してしまった。
『あー、あー！だーいじょうぶ！ちゃんと会えるさ！なんたってあいつには自分のとうちゃんに会うという立派な夢があるんだからな！会えるって！』
泣き出したチョッパーを抱き上げたり慰めたり放り投げたりしているうちに急に鋭い風の音がして近くの海が爆発した。
サ「や、やべえぞ！海軍が来た！」
ナ「何今の攻撃！大砲！？にしても発砲音も何もしなかった！」
『ガープさんは素手で砲弾を投げてるから音もしない！それにその砲撃って普通の砲撃よりも速いし威力が強い！分かるか！？チートなんだよ！ルフィのじいちゃんなんだから！』
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不在証明(プロフ) - 一気読みしました！とても面白かったです！ついにシャボンディ編ですね！その後のお話も好きなエピソードなので更新楽しみにしています頑張ってください！ (2021年10月9日 1時) (
レス) id: 0bad24017f (このIDを非表示/違反報告)
葉月 - 久々に見にきたら更新されてて嬉しいです。楽しみにしています！ (2019年5月7日 18時) (レス) id: e1b44d4df8 (このIDを非表示/違反報告)
ホタル - おぉ！しばらく見ない間に更新されてる...！いつも応援してます。個人的には２年の空白の間で夢主ちゃんが何をするのかがすごく楽しみです！ (2019年5月1日 3時) (レス) id: 6fae34f835 (このIDを非表示/違反報告)
歌恋 - とっても面白いです！更新楽しみに待ってます！頑張ってください！ (2019年2月18日 18時) (レス) id: bd711dd19d (このIDを非表示/違反報告)
ちきん - 200話突破、おめでとうございます！いつも更新を楽しみにしています！これからも頑張ってください！応援してます！ (2018年11月29日 20時) (レス) id: eca632b0ba (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：率です | 作成日時：2018年11月3日 8時
