【募集企画】IDOL in Grand Cross【本編～日常編】 (ページ11)

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レッスン/リネファリ・マーキュリーページ11

リーダーに選ばれたからには、頑張ってメンバーを管理して、その人夢を叶えさせてあげたかった

そんな思考が僕にはあった、だから、頑張ってメンバーをそれへと導こうと頑張るんだと思った

じゃないと、いつか捨てられる……それが怖かった
「レボには、このレッスン内容がいいかな…？あの子にはこのレッスン……こっちの子はこれ………」

僕のスケジュールもあるから……最近徹夜続きだ………

少し眠いかなぁ……？飴食べようっと……

僕は飴を口の中に鞄に入っている飴を口に含み
レッスンの内容を考えた

集中してる為こっちに人が近づいているのに気づかなかった
「ん……眠いでも……これ書かなきゃ……」

「リネ、どうした？眠いなら寝ればいいじゃん……何書いてんの？」
「ん……？レボ……レッスンのスケジュールと僕のスケジュールの管理の手帳………」

「なら、寝ろこの野郎」
「でも……やらないといらない…って……言われちゃう………捨てられなくないよ……」

「…これを飲め！！」

「ん…？わかったけど……お水汲んでくる」
僕は空になったコップを持って台所へ向かった

蛇口を捻ってお水を出した、それをコップに入れて部屋に帰った

「リネ、今日あいつ帰ってこないらしいよ。」
「……そっか、レボは先に寝ててね？僕はまだ起きておくから」

そういって、僕は薬を口の中に含み水で薬を喉に流し込んだ

「リネは根詰め過ぎ、さっさと寝て。」
「でも、自分の存在意義がなくなっちゃう気がしてね」

「リネ、さっさと寝なよ。リネの存在意義は俺が証明するから、安心してよ？倒れられたら俺ら困るし……」
「僕の存在意義はレボが本当に証明してくれるのか不安になっちゃってね………ごめんね……」

「でも、いつもと様子が違うから、俺も不安になったんだよ……また、今度ライブがあるんだから、メンバーの皆に弱ったリネは見せられないでしょ？」

段々とレボの話を聴いていると、眠くなっていく
僕はレボの肩に頭を乗せ話を聴いていた

そして、僕は夢の中に引きずり込まれた
「リネ……おやすみ」