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-ラウール目線-
渡｢お前なんでそんなに不貞腐れてんだよ。間違ったこと言ったかよ、合ってるだろ？｣
『そのスタンスがムカつくし、押し付けないでよ。私翔太の彼女とかでもなんでもないし』
渡｢全部そのまま返してやるよ。
お前はいつまでたっても頼ってこないで何でも抱えてパンクしてんじゃん。それ辞めてさっさと自分のキャパ把握しろバカ｣
『は、今それ関係あんの？なに、片付けついでに私の心のことまで突っ込んでくるわけ？やめてよ』
佐｢見てらんないねえ…｣
宮｢まあでもほら、Aも翔太もあそこまで遠慮なく言い合える相手ってお互いしか居ないんじゃない？
今日ぐらいそっとしてあげてもいいのかもしれないよ｣
目｢放っておいて収まる…？｣
ラ｢……｣
めめが心配する気持ちはすごくわかる。康二くんが泣いてるのもさすがにからかえなかった。
俺達にはいつも優しいAが眉間に皺を寄せて地の底から這い上がってきたみたいな怖い声で怒ってる。
演技？って疑いそうなくらい、普段のAとは違う。
『鋼メンタルとか言ってるけど実際面倒だって思ってるでしょ？男9人の中に女がいるとか、どう考えても邪魔だもんね？』
渡｢はあ？誰がいつそんなこと言ったんだよ｣
『遠回しに言ってるように聞こえるけどね？お前に構うの面倒だって』
渡｢んなこと誰か1人でも思ってたらとっくに9人になってるだろ、わかれよ｣
『わかんないわ』
向｢あれほんまに大丈夫…？｣
｢失礼します、今から撮影始めます｣
阿｢はーい｣
慣れてるせいなのか阿部ちゃんはいつも通り落ち着いてるし…、岩本くんはもちろん誰も止めに入る気配がない。
こんなの見るの初めてでどうしたらいいか…。
『はぁ…っ』
ラ｢あ…A…｣
ため息を吐きながら横を通り過ぎていくAの後ろ姿に思わず声をかけてしまった。
『ラウ…』
ラ｢あ、えっと…｣
『＿＿ごめんね、大丈夫だよ。心配かけたね』
ラ｢え…｣
『そんな顔させたいわけじゃないんだ。…不安にさせたよね』
さっきまでの表情が嘘みたいに柔らかくなってて、“先輩”の顔をしてた。
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あーむ(プロフ) - 久しぶりに全話読ませて頂きました。もし良ければ続きが読みたいです…… (10月2日 21時) (
レス) id: bdae7c5760 (このIDを非表示/違反報告)
紅彩(プロフ) - 美紀さん» はい！ありがとうございます🙇♀️ (2021年12月8日 19時) (レス) id: 4196f501cf (このIDを非表示/違反報告)
美紀(プロフ) - 最近寒くなってきたから風邪などにも気をつけてくださいね (2021年12月8日 18時) (レス) id: e19dcb272d (このIDを非表示/違反報告)
紅彩(プロフ) - 美紀さん» いつもありがとうございます！美紀さんもお気をつけくださいね☺️ (2021年12月8日 18時) (レス) id: 4196f501cf (このIDを非表示/違反報告)
美紀(プロフ) - 移行おめでとです最高ですコロナウイルスに気をつけてくださいね (2021年12月8日 17時) (レス) id: e19dcb272d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紅彩
| 作成日時：2021年12月8日 16時
